内容説明
明治以来の近代日本には、300年もの徳川幕府の太平が先立ち、日本は300の藩に分かれていた。本書では、全国47都道府県別に分け、戦国時代から幕末までの流れ―300藩の成り立ちから藩主の統治ぶり、さらにいまなお残る名所旧跡まで、すべてを網羅。
目次
第1章 ダブル二重構造の時代
第2章 三都の興亡
第3章 愛知県(尾張・三河)
第4章 中部地方
第5章 近畿地方
第6章 中国・四国地方
第7章 九州・沖縄地方
第8章 関東地方
第9章 東北・北海道地方
第10章 なぜいま江戸時代なのか
著者等紹介
八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年、滋賀県大津市に生まれる。東京大学法学部を卒業後、通商産業省入省。フランス国立行政学院(ENA)留学。北西アジア課長、大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを経て退官後、評論家・テレビコメンテーターとして活躍。現実の政治や経済についての豊富な知識経験から、歴史の謎を鋭くユニークに分析する
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