内容説明
「蝦蟇の油」に編者による註と多数の関連写真を併載。認め合った監督同士ゆえ、大島渚と丁丁発止のやりとり。ガルシア・マルケスと核をめぐる白熱した論争。筑紫哲也、武満徹、村上龍、大友克洋らとの異色対談。音楽、映像、ユーモア、粋について大いに語りつくす。戦争末期の雑誌から黒澤自身の随筆を発掘。趣味の篆刻、墨跡や恒例のクリスマスカードをカラーで。これ以上ない詳細な年表を47ページにわたり掲載。
目次
第1章 自伝
第2章 「黒澤明のわが映画人生」(インタビュー=大島渚)
第3章 黒澤明語る(聞き手=原田眞人)
第4章 自作を語る
第5章 対談 海外の映画人たちと
第6章 対談 日本の表現者たちと
第7章 補遺
第8章 資料編
著者等紹介
浜野保樹[ハマノヤスキ]
東京大学大学院新領域創成科学研究科教授(工学博士)。黒澤明文化振興財団理事、日本映像国際振興協会監事、徳間記念アニメーション文化財団評議員なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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