飛竜伝―宋の太祖 趙匡胤

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  • サイズ B6判/ページ数 347p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062137850
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

武勲に加え、智恵と徳により頂点に推され、もっとも愛された皇帝。武人ながら、宋を建国、文治政治を推進した名君の生涯を描く中国歴史小説。

著者等紹介

小前亮[コマエリョウ]
1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。在学中より歴史コラムの発表をはじめる。(有)らいとすたっふに入社後、田中芳樹氏の勧めで小説の執筆にとりかかり、2005年6月『李世民』(小社刊)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フミ

14
「水滸伝」が好きなので、宋の建国者の話を読んでみました。「唐」滅亡後の混乱期に、将軍の息子に生まれながら、自由に生きる不良武術家(?)な主人公が、義兄弟と共にお尋ね者になった後、後に「後周」の2代皇帝となる「柴栄」の将軍となり、彼の中華統一の覇業を助けるのだけれど、その「柴栄」が、統一を目前にして…といった感じのお話です。 個人的には、配下として働く主人公・趙匡胤よりも2代皇帝「柴栄」の神経質だけど統率力のある姿が印象的な作品でした。水滸伝に出てくる「柴進」のご先祖様の話~という印象の方が強かったです。2022/09/15

Mzo

7
北宋の初代皇帝・趙匡胤を描いた小説。ということは『楊家将』の少し前ですね。共通する登場人物や、『水滸伝』登場人物の先祖がいたり、なかなか楽しめました。ただ、この手の歴史小説にありがちですが、主人公の前半生はエピソード多めなのに、後半はやや駆け足の印象。そこももう少しじっくり読みたかったな。2023/10/18

バリバリブーン

2
北宋建国のいきさつが追えたという点では、わかりやすくて読んでよかったと思います。 物語としては、「終章」以後の趙匡義の行動がむしろ興味が湧いた。2015/04/04

レフ

1
趙匡胤は、清代に執筆された小説「飛龍全伝」があり、鄭恩は その小説には登場するが、史実で小説のような活躍はしない。 鄭恩がキルヒアイスのオリジナルだろうか。知らんけど。2024/05/19

URI(病気養生

1
最後の最後で楊業が出てきたのはご愛嬌。普通に趙匡胤がなくなるとはいえ、光義は若干鼻につくな。2014/08/09

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