マンガ 書の歴史―宋~民国

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062131834
  • NDC分類 728.22
  • Cコード C2071

出版社内容情報

米芾(べいふつ)、呉昌碩(ごしょうせき)ら個性派書家が続々登場!書の黄金時代!!
時代は五代・宋から中華民国へ。個性と才能が百花繚乱し、「書」はいよいよクライマックスを迎える。名作手本を多数掲載!!

蘇軾(そしょく)、黄庭堅(こうていけん)、趙孟頫(ちょうもうふ)、文徴明(ぶんちょうめい)、董其昌(とうきしょう)、八大山人(はちだいさんじん)
殷から唐までの書の歴史は、書体と表現に対する概念が形成しては転換を繰り返す、大河のごとき潮流であった。五代・宋以降の書の歴史は、個人各家のそれぞれが、自己の書法を樹立していく、芸術思潮の展開となるのである。

第1章 蘇黄米の書法革新――宋人は意を取る
第2章 元から明へ――揺れ動く王羲之イズム
第3章 高鳴る書法芸術志向――清朝300年の激動
第4章 書芸術の近代――西欧思想との邂逅


魚住 和晃[ウオズミ カズアキ]
著・文・その他/編集

栗田 みよこ[クリタ ミヨコ]
著・文・その他

内容説明

時代は五代・宋から中華民国へ。個性と才能が百花繚乱し、「書」はいよいよクライマックスを迎える。名作手本を多数掲載。

目次

第1章 蘇黄米の書法革新―宋人は意を取る(北宋の成立;淳化閣帖 ほか)
第2章 元から明へ―揺れ動く王羲之イズム(元の建国;南宋のエリート ほか)
第3章 高鳴る書法芸術志向―清朝三百年の激動(清朝の安定;「乾嘉の学」最盛期 ほか)
第4章 書芸術の近代―西欧思想との邂逅(革命を越えて;革命の中の書人たち ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きさらぎ

3
唐代までは歴史と書体の変遷と個人が割とそれぞれに重心を移しながら語られる感じだが、書体が確立して書の「個性」が花開く宋代以降になると、とにかく人名人名人名で中々頭に入ってこなかったり(苦笑)ただ拓本ではなく真跡がメインになってくるので、私のような初心者には「作品」としてはこちらの方が面白い。また近現代に入ってくると日本人も出て来て、宮島誠一郎の息子と張裕釗の師弟愛や孫文などが出てくるので、歴史のサイドストーリーを垣間見ることが出来るのが楽しい。2016/05/20

fukura

0
宋~民国2016/10/25

キオン☆

0
読み散らかし本2冊目。マンガでも難しかった。人の名前が覚えきれないし。中国って素晴らしい書っていう素晴らしいモノがあるのに...残念だ。ただ同じシリーズの『日本の書』はわかりやすく勉強になった。関係ないけどKのことで悩んでしまう。真意がわからない。2014/10/13

150betty

0
(☆3)頭の方に出てきた米フツなる人物がクソ野郎過ぎて噴いた。そこだけなら☆5の価値がある。2014/01/05

くらぴい

0
科挙に合格した進士の教養として書は好まれ続けました。顔真卿、蘇東坡等の有名人も知りました。2018/01/10

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