日経新聞の黒い霧

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  • サイズ B6判/ページ数 351p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062128551
  • NDC分類 070.67
  • Cコード C0036

内容説明

イトマン事件、コスモ信組事件、TCW事件…経済犯罪史に残る三事件の裏面で蠢いた日経幹部がいた。元・日経エース記者だった著者は、疑惑を追及するため孤独な闘いを挑む。精緻な分析・調査によって、浮かび上がってきた背筋の寒くなるような真相とは―。

目次

第1部 汚れたカネ(スクープ;闇に食われたイトマン;歪められた第一報 ほか)
第2部 サラリーマン記者(赤坂「クラブひら川」;社説の欺瞞;沈黙という「未必の故意」 ほか)
第3部 決起(鶴田卓彦という男;懲戒解雇;後に続いた現役記者、OB ほか)

著者等紹介

大塚将司[オオツカショウジ]
1950年、神奈川県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。1975年日経新聞入社。証券部、経済部で証券業界、銀行、大蔵省、通産省などを担当。「三菱銀行と東京銀行の合併」で1995年度新聞協会賞受賞。鶴田社長(当時)の疑惑を追及したことなどにより2003年日経新聞社を懲戒解雇されたが、法廷闘争の末2004年12月に復職
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