今生のいまが倖せ…―母、鈴木真砂女

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062127875
  • NDC分類 911.36
  • Cコード C0095

目次

第1章 房州鴨川、吉田屋の女将
第2章 銀座「卯波」の春秋
第3章 母の世界、娘の世界
第4章 母と娘の旅
第5章 花ひらいた八十代
第6章 真砂女の最終句

著者等紹介

本山可久子[モトヤマカクコ]
文学座俳優。昭和7年10月9日、父本山幸三郎、母まさ(のちの俳人鈴木真砂女)の長女として東京都に生まれる。昭和25年、千葉県立長狭高等学校を中退し、文学座付属演劇研究所に入所。昭和26年、飯沢匡作「崑崙山の人々」で初舞台。昭和31年、「肥前風土記」で大阪市民文化祭賞受賞。現在に至るまで舞台、映画、テレビで活躍。アニメ「ベルサイユのばら」のナレーション、海外ドラマ・洋画の吹き替えなど声の出演も多い
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感想・レビュー

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豆ぐみ

2
2005年発行、講談社。俳人鈴木真砂女の長女、本山可久子が真砂女の半生について書いている。それは著者の半生をも書いているし、娘から母への思いも書かれている。著者は文学座の俳優。俳句も多数引かれている。老いていくところなど、自分と母とのことを思ったりしてちょっと切ない。2016/06/12

1
切々としてくる。俳句はとても分かりやすい。2019/12/29

神在月

1
副題が「母、鈴木真砂女」となってるように真砂女の娘で文学座の俳優である本山可久子の視線での母、真砂女像。 真砂女を調べようと思ったきっかけである「死のうかと囁かれしは蛍の夜」の句が平成3年の作で、しかも可久子との親子二人の旅で新潟に蛍を見に行ったときに作ったことがわかった。過去を思い出して作ったものなのだな~。2012/12/27

okatake

1
本山可久子、文学座の俳優であり、鈴木真砂女の娘。 これは、母と娘の葛藤の物語。子から母への片思いの物語。 お二人とも、波瀾万丈な人生を送っています。 そのなかで、身内でしか語ることができない真砂女を描き出しています。多くの真砂女俳句を挙げながら。 どんな境遇をたどったとしても、親子。 言葉に表せない絆が垣間見ることができます。 2018/02/08

シロツメクサ

1
母と娘の物語。2015/03/28

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