五感で恋する名画鑑賞術

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062117784
  • NDC分類 720.79
  • Cコード C0071

内容説明

名札は見ない、額縁は見る。目あての絵を、好きな順番で見る。常識にとらわれない美術館の歩き方など誰もが腑に落ちる「鑑賞の王道」術。

目次

はじめに 寿司屋の息子が教えてくれた美術鑑賞の王道
第1章 モネのケーキ、フェルメールのカメラ―名画の印象を味わう、巨匠の技法を科学する
第2章 油絵のウォークマン、ヌードのアウトドア―チューブ入り絵の具の発明が絵画を屋外に連れだした
第3章 恋する美術館鑑賞極意10!―名画を自分で「味分け」るために
第4章 触れるように眺め、描くように鑑賞する―絵の具とキャンバスが、いやでも絵を上手くする理由
第5章 美術館での会話の極意、聞かせる話のツボ―ほんとうに面白がってする話ほど、聞いて面白い話はない
おわりに 一目ぼれした絵が教えてくれた自分自身のこと

著者等紹介

西岡文彦[ニシオカフミヒコ]
1952年、山口県に生まれる。版画家、美術評論家、プロデューサー、多摩美術大学助教授。現在『芸術に恋して!』(テレビ東京、金曜夜10時~)のナビゲーターとしても人気を博している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ランラン

3
素人目線でわかりやすく解説されているため、絵のことがまったくわからない自分にとっても絵の魅力が感じられ、楽しく読むことが出来た。特に美術館での鑑賞の極意、①画家の名前を見ない②好きな順、好きな速さで見る③ともかく近くに寄って見る④なるべく、あちこちから眺める⑤必ず飲み食いをする⑥必ず買い物をする。明日にでも美術館へ出かけて実践してみたくなる。2014/12/05

みはえ

3
美術でも寿司でも、肩の力を抜いて楽しめることがなにより大切だと思う。それが自分の鏡になることは間違いない。美術史的なことも技術的なこともわかりやすく書かれていて、周りの人にも読んで欲しくなった。借りて読んだけど一冊購入して手元においておきたい。2014/11/10

tulip

2
全方位からチェックしたうえでベストの角度をさがすのが彫刻のだいごみ2016/05/13

amy47

0
彫刻は写真で見るだけでは真髄に至らず。真正面から見るだけでも、あらず。全方位から自分の角度を見出すべし。 そして、まずは、歴史や人物についての知識は抜きに、肩の力を抜き楽しむのが一番大事である。2019/01/02

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