内容説明
よ、甲子園優勝投手！かがやけ、在日の星！笑いと涙の炸裂する、野球人＝キム・ウィミョン（金義明）の男どアホウ破天荒人生。
目次
第１章 母子鷹（交通事故；「ぼく、なんで朝鮮人やの？」；大人の世界の匂い ほか）
第２章 めざせ甲子園（あこがれの野球部；タバコと酒；屈辱の背番号降格事件 ほか）
第３章 プロ野球狂想曲（「ドラ一」いじめ；パンチパーマ；四つの合鍵を持つ男 ほか）
第４章 家族（女房に借りた二千万円；金村家のルール；「在日四世」としての子育て ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
13
テレビで見れる金村氏と全く同じ印象。内容も波乱に富んだ野球人生を楽しめた。この本にも出てくるが、近鉄という球団は、シブチンで有名。マネーという元メジャーリーガーがロッカーの汚さに退団したくらい。個人的には生まれ育ったところに近い藤井寺の記述が懐かしい。また平野選手は、オフの番組でアイドルに近鉄の平野さんと紹介され、そのアイドルが知らなくて戸惑っているところに、「どうせ近鉄ですから」と言い捨てた人。一言で言うと回りの人々、特に奥さんに感謝すべきでしょう。2013/10/25
テクパパザンビア
2
同級生。私達の甲子園のヒーロー。応援してます。2014/04/12
ホリエンテス
2
本人のキャラクターそのままに、在日という出生や現役時代のやんちゃぶりを包み隠さずに語っていて好感が持てた。文章も勢いがあって面白い。掘り出し物感があるなぁ。2014/03/26
v&b
2
序盤、スロースタートだけれど、藤井寺愚連隊、だったかな、二章の途中からちんぴら節炸裂で俄然面白くなる。最後の家族のとこは、リア充過ぎて嫉妬（笑） 家族をもたれているかたは、ぐっとくることだろう。図書館で読んだけれど、読み継がれて「潰れて」いた。2011/05/21
