感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アメヲトコ
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慶應義塾に関わりの深い久保田・折口・佐藤・堀口・西脇の五人の詩人と、番外の永井を加えた評論集。ちなみに慶應はとくに本書の主題ではありません。近代詩を扱いながら、短歌や俳句、小説なども広く視野に入れ、講演のようなやわらかい語り口で鑑賞の勘所を説明してくれるので、気づくと篠田ワールドに引きずり込まれる感じ。2016/03/08
AR読書記録
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日本の詩の近代史について大変お勉強になった気がします.個々に名や作品は(ほんのわずかですが)知っていても,それらの時代も背景にした意味合いなどは全くわかっていなかったので.いずれ万葉集を読む(しっかりと咀嚼できる)のを目指すための道のりもようやく見えてきたようです.ところで西脇順三郎という人は全然知りませんでした.が,取り上げられた詩を読むとなんか山村浩二さんのアニメーション作品が頭に浮かんできました.アニメーション作家って,映像詩人と言い換えられそうですね.篠田一士さん自身にも興味がわく.2013/06/17
wadafumiya
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やたら西脇順三郎を持ち上げてあた記憶がある。2011/10/05