講談社文芸文庫<br> 日本文壇史〈16〉大逆事件前後

講談社文芸文庫
日本文壇史〈16〉大逆事件前後

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  • サイズ 文庫判/ページ数 257,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061975705
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0195

内容説明

明治四十三年、荷風は鴎外、敏の推薦で慶応義塾の教授になり、五月創刊「三田文学」の編集長も兼ねた。年長の大石誠之助らとは別に、幸徳秋水の周辺に若い社会主義者達が集った。四月、武者小路、志賀ら「白樺」創刊。六月、秋水逮捕。九月、谷崎ら第二次「新思潮」創刊。十一月、パンの大会開催。大逆事件の発端・経緯と日本文壇の関係を勁い意志で究明し明治の終焉・大正文学胎動の諸相を情熱をこめて展開。

目次

明治四十三年、永井荷風の「歓楽」と「すみだ川」
慶応義塾の文学部と森鴎外
上田敏、荷風の関係
荷風が主任教授となり「三田文学」編輯長を兼任
幸徳秋水の革命座談
秋水周辺の主義者たち
秋水と管野須賀子の関係
荒畑勝三と須賀子
宮下太吉が信州へ移る
紀州グループの動き
平民社の動き〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

iwasabi47

4
大逆事件の話。アナキスト民俗学を思い出す。2020/12/23

ArenasR

3
『橋のない川』では主人公たちにとって心の大きな拠り所だった幸徳秋水が、こんなふうな実像であったならちょっと哀しい...というところはある。まあでも最終的には人物と業績はセットで評価されるものではないからな...(というのはポール・ジョンソン『インテレクチュアルズ』を読むと嫌になるほど思う) ところで事件がらみで尾行が付いていた西村伊作が、まだ日本にほとんどない“モーター・サイクル”で移動しちゃったので、警察は自転車を乗り継いで尾行続けようとしたけど全く無理だったというエピソードおもしろい。2015/11/19

rbyawa

1
j070、佐藤春夫氏の田舎の騒動に関しては正直だいぶ良かったんじゃないかと思うんですが、放火や破壊活動が「社会主義者にとっては当然に身近だった」という偏見があった時代だったって意味ですよね…。その前の「日々破壊活動の話をしまくってる社会主義者たち」の章はなんとも…よくこれだけ調べることが出来たという賛美もちょっと…。まあ…資料など警察サイドにも一切なかったんだから調べるの無理ですよね…あと社会主義とはなにかということがついに出てこなかったのも「案の定」というか。まあほとぼり覚めてない時代の人たちだしな…。2019/06/16

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