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講談社文芸文庫
こういう女 施療室にて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061963702
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

日本の敗戦を機に再びペンを執る自由を与えられた平林たい子が、留置所での凄絶な闘病生活の有様を、マグマが噴出するような勢いで書きつけた「こういう女」(第1回女流文学者賞受賞)「一人ゆく」「私は生きる」、プロレタリア作家としての地位を確立した初期代表作「施療室にて」の他、「うた日記」「野の歌」「鬼子母神」「人生実験」「人の命」を収録した。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Erina Oki

5
平林たい子の私小説。辛い現実から目をそらさない強い女性の姿が描かれている。細かい描写がリアル感を感じさせている。2013/02/16

くるみるく

1
主人公は絶望的状況でタテマエだけの社会主義で自分を鼓舞し、生への執着を見せる。自分を社会主義という大義名分で鼓舞することは現状からの逃げではなく、そのまま生きている私、これから生きようとする私に直結している。自らニヒリズム的に揶揄する社会主義者としてのわたしは机上の空論ながら人間として生きるための最後の砦として主人公を支える。子どもの死をくぐり抜け「監獄の表門だ。」と言い切る終わり方は圧倒的。時として言葉や思想は生きる術になる。プロレタリア云々は置いといて極限状態の女性の強かさが描かれた作品だと思います。2014/05/21

かず

0
この時代の文章は語彙が豊富で表現力に優れ、読み応えがあるものが多い。 乾いた表現のなかの、生への執着は壮絶とも言える。2019/09/26

じめる

0
描写が独特で細かいので読み応えがある。ただ語られている内容自体にそんなに興味が持てなかった(好みの問題)ので少しつかれたかな。今少し余裕がないからこういう描写小説を読むのには向いてないかもしれない。いずれまた覗いてみようと思う。2013/01/19

龍國竣/リュウゴク

0
私が、虚実にまみれて、戦いを挑む。ここに書かれているのは、闘士の生き様である。夫や、女性自身、或いは咎人が、自らの体験した戦記を語る。それは病院、刑務所、若しくは町の一角で繰り広げられる。立ち向かい、傷つき、臥せる。余りにも気高い女性像。 2012/07/24

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