講談社文庫<br> 人工水晶体

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講談社文庫
人工水晶体

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  • サイズ 文庫判/ページ数 184p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784061842960
  • NDC分類 914.6

内容説明

わずかに光しか感じなくなり、もはや「手なずけ」ようがないほどの白内障に病んでいた右眼の視力が、たった20分の手術で1.5まで回復した。「人工水晶体移植手術」の驚異の体験を簡潔な名文で綴り、講談社エッセイ賞を受賞した表題作に、病気への対応法を軽妙に説く「養生訓」等を加えた“実用の書”。

目次

人工水晶体―移植手術体験記
淳之介「養生訓」(病気の愉しみ;喘息の飼い馴らし法;喘息魔S博士の魅力;傷と痛みについて;死に方にたいする希望;荒鷲の歌と避病院;心臓とペニスと抑鬱症;病気見舞ということ;人間最後の言葉)
「権威」について
「淳之介を殺さないで」対談・島村喜久治

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぺぱごじら

4
大掃除の成果で掘り出した一冊(笑)。奥付はなんと昭和63年。吉行さんの目が悪くなり水晶体を入れ換える手術をした顛末記。ドクターとの会話がとても軽妙で、ユーモラス。2010/11/22

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