内容説明
「これは自分と世界との戦いなのだ」。イカロスと名乗る若者は、マッド・サイエンティストの力を借り、新宿の街を覆い尽くさんばかりの巨木―ユグドラシルを生んだ。人を殺し栄養分とするユグドラシルを、現代科学の黄昏と世界再生の象徴とする彼らに“宿少”のメンバーはどう対峙する!?シリーズ風雲急、絶頂へ。
著者等紹介
太田忠司[オオタタダシ]
1959年名古屋市生まれ。名古屋工業大学電気工学科卒。1981年に星新一ショートショート・コンテストで『帰郷』が優秀作に選ばれ、1990年に『僕の殺人』(講談社文庫)で長編デビュー
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感想・レビュー
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nyaru47659288
1
このシリーズ二重人格ヒロイン(だよね)のわざとらしいボケが毎回鼻につくので、読むことを止めた。 自分で「私って天然だし~」という女子に感じる不快感と同じ。2020/01/29
二分五厘
0
2005.2.16
kagetrasama-aoi(葵・橘)
0
少年少女四人の中で、美香が一番役割がはっきりしてなかったんだけど、ここにきてクローズアップ!でも曖昧なままで最終巻へ。羽柴壮助の役割もまだ曖昧……美香の支えになる人物ということなのかしら?蘇芳はやっぱり裏切りましたね、裏切りというか最初から自分の利益のために探偵団を率いていたんですから、裏切りではなくて切り捨てと言うべきかも。もう新宿の町が破壊されて滅茶滅茶になっていく中で、新宿署の阿瀬太郎と並田昌平の二人の警官の普通っぽさがいいアクセントになっているかなって思います。最終巻楽しみです。2015/03/20
kenplus
0
新宿少年探偵団のメンバーには、それぞれ与えられた使命があるということは徐々に明らかになってはいたが、ちょっと異色な存在だった美香にこんな秘密があったとは。蘇芳の野望も明らかになって、パラダイムシフトの先になにがあるのか、わくわくする。次の最終巻が楽しみ。2013/09/24
朱音
0
新宿少年探偵団シリーズ8冊目(かな?)だんだん話が広がっていってしまった感じ。このまま突き進んで行って、終焉というかまとまりがつくのか少々不安があるが(余計なお世話)この本では話がぶった切られた感じで終わっているので続編はぜひ読みたい。2004/10/01