なかよしＫＣ 神様のこどもたち

野村あきこ

講談社（1997/05発売）

• サイズ コミック判／ページ数 178p／高さ 18cm
• 商品コード 9784061788633
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

【内容紹介】
聖（セント）クロス女子学院につぎつぎとおこる奇怪な殺人事件。過ぎた日の怨念がうずまき、悲しみの心にみちた事件のナゾに、天使の命（めい）をうけた３人娘がいどむ、本格的学園サスペンス！　ほか１編を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[てふてふ]

どのお話も切ないです。すみれちゃんと薫くんのその後がすごく楽しみ♪絵の転換期だったみたいで，２話の中で変わってる。「ハレルヤ」は昔の作品だからか，ちょっとイマイチでした。

2014/05/11

[氷華]

発掘品。理由はわからないが神様のこどもたちと呼ばれてる女の子たちが、夢の中で三大天使から啓示を貰い（返品不可）事件に巻き込まれる系ミステリー。キャラもたち話も面白いのに三話は勿体無いと思うもののそういえば、なかよしの増刊号に載ってた作品だと思いだして染々となかよし系の懐の深さを感じました。結構本格的な事件で、描写もガッツリいってます。後味が良いとは言いがたいですが救いの光も見られるので以外と安心して読めます。人生何度目かの再読ですが、このかたの作品は本当に何度読んでも面白くて大好きです

2015/05/20

[ゆこ]

再読。夢の中で天使のお告げを受ける三人の少女が事件解決に挑むお話。結末、真実が切ない。

2012/10/13

[いぬかいつまき]

カトリック系女子高に通う貴嶺の花3人組が、学園内で起こった不思議な事件の謎を解く・・・という、言わば『プライベートアイズ』のプロトタイプ的作品だが、設定は川原泉『笑う大天使』とよく似ている。 読切連作作品だけに、1話ごとのページが限られており、ストーリーに押されて3人のキャラクターはいまいち弱く、天使のお告げという要素もうまく生かしきれてない気がする。しかしそれでもいずれも切ない「真相」が印象的。好きな話はすみれとショタの話かな。

2012/05/19

[めぐみこ]

ダークというかシリアスと言うか、低年齢向け少女漫画には珍しいかな？あ、でも「なかよし」って『闇は集う』も連載してたか。