講談社学術文庫<br> 戦後日本政治史

講談社学術文庫
戦後日本政治史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 414p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784061592605
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0131

内容説明

ますます混迷の度を増す日本の政治。一体この政治状況は、いかなる経緯から生じたのか。そしてこの先、日本の政治はどこへ行こうとしているのか。近代における政治・思想の変遷を遠望しつつ、GHQ指導下の民主改革以降、五五年体制の成立から崩壊までを核に戦後政治の軌跡を克明に検証し、日本政治の特性と内包する諸問題を明らかにした。戦後政治を理解し、明日の日本を考えるための今必読の書。

目次

序章 戦後民主主義の前提
第1章 戦後民主主義への転換―「民主改革」から「講和会議」まで
第2章 「五五年体制」の成立から「第一次安保闘争」まで―自民党一党支配のはじまりと日米安保体制の確立
第3章 高度成長と列島改造論―池田内閣から田中内閣まで
第4章 新たな保守政党支配の時代―三木内閣から中曽根内閣まで
第5章 「五五年体制」崩壊への道―竹下内閣から宮沢内閣の時代
第6章 「五五年体制」の終焉と保守再編成―細川内閣から橋本内閣へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ozawa

1
戦後日本の政治の流れについて、中立的な視点で概略を説明した本って意外と無いな、と思いつつ。こんなにも身近なテーマなのに。 自民党が出来上がった経緯や、日本国憲法成立当初から、総理大臣の解散権をめぐって議論が紛糾していたり等、知らなかった事実が知れて面白かったが、ヤクザの抗争を延々と読まされているような気がして少々退屈だった。本が悪いというより実際の政治のせいだろうね。

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