内容説明
赤血球は酸素を運び、白血球は体を守り、血小板は血を止める。血液のはたらきとその病気のしくみが一目でわかる。
目次
第1章 血液とはどんなもの?(生命の誕生と血液;血液の組成―血漿成分と血球成分 ほか)
第2章 血液をめぐる不思議(血液細胞はどう発生するか?;血液細胞から肝臓ができる? ほか)
第3章 赤血球のはたらきと病気(酸素運搬の担い手はヘモグロビン;赤血球の長生きの秘訣 ほか)
第4章 白血球のはたらきと病気(生体防御細胞としての白血球;細胞の増殖と腫瘍化 ほか)
第5章 止血のしくみとその異常(止血機構のあらまし;血液凝固のメカニズムと凝固因子 ほか)
著者等紹介
八幡義人[ヤワタヨシヒト]
1936年2月7日、神奈川県鎌倉市生まれ。1961年、横浜市立大学医学部卒業。医学博士(東京大学)。東京大学医学部第3内科、米国カリフォルニア州立大学、ミネソタ州立大学、同大学Assistant Professor of Medicine、川崎医科大学助教授を経て、1977年より同教授(血液内科学)。現在、川崎医科大学名誉教授、川崎医療短期大学教授。日本血液学会名誉会員、日本臨床血液学会名誉会員(同会長1999~2000年)、日本内科学会功労会員、米国血液学会会員。専門は赤血球膜異常症の病因・病態研究
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