内容説明
本書は、読者にいきなり多変量解析をわからせる本といってよい。内容的には、因子分析やクラスター分析、数量化理論など産業界でポピュラーに利用されている手法を平易に解説し、豊富な適用例をとりあげている。さらに、随所に見られる○○手法はこう使う!といった明快なコメントや、さまざまなトラブル・シューティングの技法の紹介は、ユーザーの人々にとって有益であることは間違いない。
目次
1 ウォーミングアップ―下準備と本書のパノラマ
2 コレスポンデンス分析と数量化理論3類―製品やブランドをポジショニングする
3 主成分分析―情報を集約する
4 因子分析―隠された構造を可視化する
5 クラスター分析―新しいセグメントを発見する
6 重回帰分析と数量化理論1類―市場性を予測する
7 正準相関分析と判別分析―多変量解析の総本山に迫る
8 コンジョイント分析―新製品のコンセプトを開発する
9 トラブル・シューティング
10 ユーザーのための多変量解析