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講談社現代新書
日本全国 ローカル線おいしい旅

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  • サイズ 新書判/ページ数 246p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061497108
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0226

内容説明

絶景が続く五能線、リンゴ畑を進む弘南鉄道、有明海の夕暮れに染まる島鉄。鈍行や寝台列車を乗り継いで、各地の名物料理を食べ歩いた、垂涎の鉄道紀行。

目次

1章 広島から下関、門司港、博多へ
2章 秋田から青森、下北半島へ
3章 唐津から雲仙、天草へ
4章 札幌から帯広、然別へ
5章 高松から今治、尾道へ
6章 伊賀上野から伊勢、熊野古道へ
7章 甲府から身延、富士宮、河津へ
8章 象潟から秋田、津軽へ
9章 城崎から天橋立、金沢、能登へ

著者等紹介

嵐山光三郎[アラシヤマコウザブロウ]
1942年、静岡県浜松市生まれ。月刊「太陽」編集長などを経て、作家活動に専念。著書に、『素人庖丁記』(講談社エッセイ賞受賞)など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

28
夜汽車からはじまる、気まぐれグルメ旅行記。荷物も忘れるほど思うがままに、というスタイルを取るが、それにしては行程がよく練られていて盛りだくさん。 そもそもここに出てくる夜汽車のほとんどが、いまはもう廃止になっており、余計にただただ羨ましい。2021/08/24

たくのみ

14
美味しいものを食べ、くだをまき、人生を振り返り、おまけとして先人たちを偲ぶ。一度やってみたいよな~という旅が9本。不倫カップルだらけの『カシオペア』で、3D疑似体験ができる雲仙の『災害記念館』で、 芭蕉ゆかりのがっかりスポット『象潟』で、 股のぞきの絶景『天橋立』で、嵐山節が冴えわたる。 この無駄な知識と好奇心は、筆者ならではの境地。 うーん。うらやましい! 2014/05/08

剛腕伝説

9
ローカル線に乗って各地の名物を紹介するエッセイ。流石、嵐山光三郎、美味しいものの描写が素敵!2024/04/12

Koki Miyachi

8
実は自分も大の旅好き。紹介されている日本国内の9つの旅の目的地は自分も経験している。偶々行ったことがある場所ばかりで大いに共感。それでもその中で行けなかった場所や、知らなかった美味しいお店なども沢山あって、正直堪らない気分になった。筆者と自分の旅のスタンスは本当に近い。旅の極意のエッセンスはあとがきにあった。観光客目当ての店めぐりではなく、自分の感性を信じて作り上げるのが旅。だから感動もあるし、新しい発見もある。そして何より自分が何者かを知る。そうだよなぁ。あぁ、旅に行きたくなってきたよ。2013/02/13

めぐねい

7
読んだのは講談社現代新書だけど、もう廃刊なのかな?電車でのんびり飲み旅がしたいなと読んでみた。もっと早くに読みたかった。だって、ここに書いてある寝台列車はサンライズとカシオペア以外ないんやもん。サンライズは豪華A寝台を経験済みなので、次回はこじんまりしたB寝台に乗りたい。作者の胃腸と肝臓の強さに驚いたのと、ローカル線の旅ってお金がかからないようで、いざというときはタクシーを使わざるを得ないし、せっかくなのでと食べたり泊まったりするのに散財するしお金がないとあかんのやなと実感。テンポが良くて面白い本やった。2022/06/10

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