講談社現代新書<br> 海外ミステリ歳時記

  • ポイントキャンペーン

講談社現代新書
海外ミステリ歳時記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 260p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061492110
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C0297

内容説明

春はバラとカーニヴァル、夏はヴァカンス、船の旅、秋はスポーツ、美術品…。古典から最新作まで五百点を「四季」で読む決定版ミステリ・ガイド。

目次

1 春のミステリ(別れの季節;新しい仕事;園芸とミステリ;バラと蘭;カーニヴァルとサーカス;イースター;母の日)
2 夏のミステリ(六月の花嫁;父の日;夏の暑さ;バカンス;ヨットと船旅;リゾート開発と環境破壊)
3 秋のミステリ(収穫の秋;スポーツの秋;美術の秋;列車の旅とホテル;読書と文学趣味)
4冬のミステリ(寒い地域;冬のスポーツ;クリスマスとヴァレンタイン・デイ;お正月と大統領)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てくてく

7
一年を通じたイベントごとに関連するミステリを紹介する一冊。翻訳ものになると英米ものが多いのだが、そのような中、非英語圏のミステリも紹介していて面白かった。次にこのような歳時記がまとめられる時にはアジアの作家の作品も取り上げられるのだろうか。2019/01/23

スターライト

5
春夏秋冬、それぞれの季節に合わせて想起される作品を紹介した、ちょっと変わったガイドブック。ミステリ者ではないので知らない作家、作品が出てくるが、未知の世界を垣間見るようでそれはそれで楽しい。歴史的な出来事への言及や、その行事の謂われなどにもふれられていて、単なるミステリのガイドではなく、タイトル通りちゃんと「歳時記」の役割も果たしていて好感が持てた。取り上げられた作品も、古典から本書刊行時までの新作、英米ばかりでなく非英語圏の作家まで、幅広く目配りが行き届いている点も嬉しい。従来のガイドに飽きた方はぜひ。2015/10/21

unknown

0
四季、またはそれらにちなんだ風物詩といったテーマ別に分けて、海外ミステリを500作品ほどひたすら紹介していく1冊。なにぶんタイトル数が多いので、紹介は簡潔だったりひとまとめにされていたりで、それぞれの作品に対して深く興味をそそられるガイド本かというと、微妙なところ。パラパラとページをめくって「こういうタイトルの作品がこの作家にはあるんだな」と、軽く記憶に留めておく程度で楽しむという感じ。2012/05/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/994729
  • ご注意事項