講談社現代新書<br> 集団の心理学

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講談社現代新書
集団の心理学

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061457140
  • NDC分類 361.4

出版社内容情報

【内容紹介】
集団を円滑に機能させ、積極的に関わっていくために……肩書きで仕事をするな。自分の能力と地位・役割を混同してはいないか。無駄話や挨拶がコミュニケーションを豊かにする。とにかく声を出せ。異端者になるな。どんな立派な正論を吐こうと、無視され、相手にされなくなる。人は、なぜ群れ、そのなかでどう行動するのか。本書は、集団のまとまりから、お互いの同調・非同調、リーダーシップの条件まで、集団行動のダイナミズムを解剖し、集団に溶けこみつつ、個性的に生きる道を提示する。

たった一人の反乱――異端者のレッテルをいちど貼られてしまうと、どんなに正確を吐こうが、それは無視される。多数が正義なのである。異端者は変わり者としてあつかわれ、多数者はもはや相手にしなくなる。流れは低きにつくとよくいうけれど、仕事をなまけてもさぼっても、自分に実害がないとなれば、そしてそういう仲間の多いところでは、いきおいそれが大勢を占めていくことになるだろう。よほどおおがかりな配置転換でもして、職場の雰囲気を変えていかなければならない。たぶん、「たった一人の反乱」ではどうにもならないだろう。――本書より

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中島直人

5
集団心理学というところで出てくるキーワードが一通りなめられる本、という印象。非常に分かりやすく書かれていて、読みやすい。ほとんどが日々感じていることそのままという印象で驚きは少なかった。ただ、自分が好意を持つ人、自分に対し好意を持っている(と思っている)人の考え方に対する同調性が高くなること、味方が一人でもいると自分の判断を表出しやすくなること、という2点は使える発見だった。2014/10/19

KIO

3
社会心理学の立場から、社会構造を知るために購入したものの、読まずに終わりました。 時間は努力すれば無限なくらいひねり出せると信じていたとしても、読む本は定評があるものから、優先順位をつけるべしと思います。

てつや

1
わかりやすく書いてあるのでとても読みやすいです。ただし、専門書という観点からみたら少し物足りないかも。2014/06/04

しゃいる

0
会社などの集団を心理学的に分析、というより、集団心理学を実際の事例を使いつつ解説したという印象。2011/11/10

tufao

0
分かりやすいとは思ったが、ちょっと内容が古い感じがする。2020/07/03

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