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内容説明
宇宙を過去へ過去へと逆のぼってゆくと、1センチの1000億分の1の1000億分の1の、そのまた1000億分の1の大きさの“量子宇宙”にたどりつく。そこから先へは、もう逆のぼれない。“時間”さえも、なくなってしまうからだ。そのような量子宇宙の研究によると、宇宙は一個ではなく、無数の宇宙がワームホールで結びついているのだという。そのワームホールのことを“ベビー宇宙”ともいう。本書は、ホーキングを旗頭として目下進行中の量子宇宙論に関する、興奮にみちた平易な入門書となっている。
目次
1 宇宙のはじめのはじめ
2 ホーキング=言葉を失った天才科学者
3 プリンキピアから量子宇宙まで
4 時間は消える
5 宇宙をのぞくキーワード
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
15
#感想歌 量子論空想科学境界がわからず悩み仮説実験 p.s. ビッグバンなどの壮大な構想を、分かりやすく説明している。 特に、ホーキングという人物を中心にした第二章があるため、 いろいろな立場の人にも興味が涌くかもしれない。 付録として理論と参考文献がついているのが嬉しい。2017/09/18
nearforest
0
量子宇宙論に関する専門的な知識が詰まった一冊。若干内容は古く、現在ではビッグクランチが起こらない可能性が高いという説が多いのですが、本書ではそれについて詳しく述べられていました。2011/05/19
naoto
0
難しいんだけど、面白い。量子論的なのは少なかったような気がするけど、宇宙に関する新たな疑問がいっぱい。理系大卒の友人がいれば、いろいろ聞けるのに…2010/12/18