講談社現代新書 新書東洋史<br> 朝鮮史

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講談社現代新書 新書東洋史
朝鮮史

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061158603
  • NDC分類 221

出版社内容情報

【内容紹介】
わずか20余年の開国時差から明治維新はかろうじて成功し朝鮮民族は、国家を失う結果となった。古代にあっては、先進文化をもつ多数の朝鮮人が渡来し、日本の古代文化、国家形成に重要な役割を演じ、中世には、独自の発展をとげた高度な文化国家であった朝鮮が、なぜ苦渋の近代史を強いられたのか。さまざまな外圧にもめげず、たくましく生きた朝鮮民衆の生きざまを通して、“近くて遠い国”朝鮮の内在的発展の歴史をさぐる。

三・一運動――1919年3月1日から始まり、およそ1年もの間朝鮮全土をおおった三・一運動は、ひとりの英雄的な指導者によって象徴されるような質のものではない。多くの無名の人々の、もちこたえてきた独立への意志が、ひとつに合流した民衆運動であった。たとえばソウルで学んでいたわずか15歳の女子学生柳寛順は、宣言文を持って故郷の天安に帰り、その土地での行動の先頭に立ち、逮捕されても昂然と正当性を主張して屈せず、拷問のため獄死したことが、いまも語りつがれている。かの女はいわば無数の無名の英雄のひとりであり、運動の象徴なのである。――本書より

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tellme0112

1
確かに、すごい主観(根拠なく言い切る)入り込みまくりで分かりにくい、読みにくい。疑問がわき出る…。学生時代の頃でさえ、モヤモヤしながら読んでいた。今なら、あえてこれを読む必要はないのではないか?学生時代の思い出に浸るために読んだ。2014/05/27

おらひらお

0
1977年初版。歴史の叙述に善悪を入れないほうが良いと思います。2010/07/08

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