出版社内容情報
サバト、黒ミサ、悪魔を召喚する魔術、錬金術、占星術、人造人間、淫らな悪魔、毒薬、植物や鉱物の魔法……など、古今東西の魔術とエロティシズムを探求した昭和初期の奇人・酒井潔による魔法の博物誌を、初の全面復刻にて文庫化！
内容説明
サバト、黒ミサ、悪魔を召喚する魔術、錬金術、人造人間、淫らな悪魔、毒薬…など、昭和初期に魔術とエロティシズムの特殊文献に沈潜した奇人・酒井潔による日本初のオカルト博物誌『降霊魔術』を、初の全文復刻にて文庫化！博物学の巨人・南方熊楠を紀伊に訪ねた抱腹絶倒の「南方先生訪問記」ほか三編の雑誌掲載論文も併録。
目次
降霊魔術（奢覇都・黒弥撒・淫鬼魔；降霊魔術；妖幻夜譚；天狗雑考 ほか）
論稿集（沙翁劇に現れた魔薬毒薬の研究；人造人間第一世ドロズの自働人形；ラヴァル元帥嬰児の血をもって淫惨なる悪魔の弥撒を修する事；南方先生訪問記）
感想・レビュー
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うめ
13
魔術の類はやっぱり、おえー、ばかりでしたが（笑）挟まれる文章が面白い。例えば魔羅とはまうら（真心）の約語で、つまり心情の凝結するところであり…に爆笑。こういう知的なこねくり回しはちょっとツボる。最後の熊楠先生のエッセイが素敵。2014/10/16
