出版社内容情報
どこかで聞いた奇妙な噂話=都市伝説は、本当に単なる噂なのか。だが、似たような事件や事故は確かに起こっている。都市伝説にはどんなワケがあるのか。本書は、都市伝説の発信源に限りなく迫ったものである。あなたが気になる「あの話」もきっとはず。
内容説明
聞くとはなしに聞いた、決して重要とはいえない話。忘れても実害はない。そんな話が妙に記憶に残っていることはないだろうか。本書はこうした、だれでもどこかで聞いたことがある奇妙な噂=都市伝説を集めたものだ。
目次
事件・事故の伝説
車の伝説
食べ物の伝説
仕事の伝説
子供に関する伝説
動物の伝説
気持ち悪い伝説
ホラーな伝説
サイコな伝説
奇妙な伝説
テレビ・映画の伝説
ネット上の伝説
著者等紹介
宇佐和通[ウサワツウ]
1962年、東京都生まれ。東京国際大学商学部卒。オレゴン州立サザン・オレゴン・ステートカレッジにてビジネスコース修了。ホテル、商社、通信社勤務を経て独立、翻訳家・ノンフィクション作家としての活動を開始。都市伝説に興味を持ちだしたのはアメリカ留学時代。以来、フィールドワークを中心に奇妙で怖い話を集め、その裏にある事実を探している
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山下哲実
15
虫に関係する話は身の毛のよだつ思いで読んだ。次は続編に進みまっか!2014/11/21
chatnoir
7
ふさぎ込んだ犬は映画『シェイクダウン』でも見たなぁ。爆弾娘が捕まってなかった頃の本なんだね。フットワークも無くなったし。見えてるくせに...は怖いよね。作中に出てきた『耳袋の怪』読みたい。2016/09/20
shinobu
5
都市伝説そのものより、筆者による『都市伝説の源流を探る』という過程が面白い。大抵の都市伝説がアメリカに行き着く中、『黒いキューピー』がノルウェーに行き着いている不思議。呪いや怨念絡みが日本(というかアジア)独特なのも興味深い。しかし、発行からたかだか9年で、様々な『伝説』がずいぶん『事実』になったことを考えると、気が滅入る。2011/03/22
よみ
3
続編があるのをさっき知った。読みたい。 奇妙な内容の噂を楽しもうという大前提はとても気に入りました。真新しい話はありませんが、一つ一つの都市伝説を真摯に掘りさげていて楽しめます。2016/12/09
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1
著者の友人であるジェフという人物が毎回の如く出現。ただの著者の友人でアメリカの情報通であろう。著者の情報網の広さと書いてある内容は裏取りがしっかりしている印象を受けるものもあれば、逆もある。読み応えはたしかにあったが、初見の内容は少ない。ただ、怖い噂には何か意味があるとの考えは全くその通りである。全てを信じるという人は頭が痛い。2013/11/27