出版社内容情報
アメリカ独立・南北戦争とリンカーン大統領の活やくの様子を中心に、まんがで分かりやすく構成。巻頭に写真資料ページ、巻末にその時代の世界の様子が一目でわかるパノラマ図解。学校の学習に役立つ、まとめのページがついている。 小学高学年以上
内容説明
独立戦争に勝って1783年に独立したアメリカ合衆国は、その広大な西部開拓や、どれい問題などをめぐっての南北戦争をへて、民主政治と資本主義を発展させていった。
目次
1 植民地時代のアメリカ
2 フレンチ・インディアン戦争
3 アメリカ独立戦争
4 西部開拓時代
5 黒船日本の鎖国をとく
6 リンカーンと南北戦争
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lily
9
ピルグリム・ファーザーズによる建国からリンカンによる南北戦争まで。戦争の経緯に細かいのは、カリスマ的な人物や天才的な戦略を見たい読者層を受けてのことだろうが、個人的には社会や経済の動きなどを重視してほしいところ。アメリカ建国の華々しさの裏側には、インディアンへの血みどろの迫害がある。アメリカは自分たちの土地だといって移民を糾弾する大統領もいたが、それを言ったらWASPの土地はもともとインディアンの土地。追い出されるのは自分たちである。「原住民はどっちだ問題」はパレスチナ問題にも通じ、難しい。2021/03/11
空
1
勉強用。リンカーンについてよりアメリカの成立までの歴史の方が面白かった。2013/07/11
Shimizu Hitoshi
0
なんだかんだ言っても、歴史はマンガで読むのが楽ですね。子供のために図書館で借りたのに私しか読まなかった本です。 独立戦争と南北戦争は学校で一通り習いましたが、戦闘の推移についてちゃんと調べたことがなかったので新鮮でした。 アメリカは新しい国なので、独立戦争や南北戦争が、日本にとっての神武東征や壬申の乱に相当するのだろうと思いました。 つまり植民地反対とか人種差別反対とかは、日本人にとっての万世一系みたいな話なので、疑ったりしたら怒られるのももっともだと思いました。2018/10/29