出版社内容情報
ギリシア文明とペルシア帝国の興亡の時代の、代表的な人物の活躍の様子を中心に、まんがで分かりやすく構成。巻頭に写真資料ページ、巻末にその時代の世界の様子が一目でわかるパノラマ図解。学校の学習に役立つ、まとめのページがついている。 小学高学年以上
目次
1 エーゲ文明おこる
2 ギリシアの発展
3 アッシリア帝国の嵐
4 ペルシア大帝国
5 東西対決ペルシア戦争
6 アレクサンドロスの登場
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
66
エーゲ文明からギリシャの発展、アッシリア帝国、ペルシャ大帝国、ペルシャ戦争、アレクサンドロスの登場。頭の中はカタカナの人名や地名で大混乱。世界史や日本史を学ぶにはまずは大きな流れを理解しないとだめなんだな。世界史勉強ノートを一冊作ってコツコツとやってみたい。もう一度読み直し中。図書館本2018/11/07
nakmas
10
子どもが興味を持つか試す建前と共に、 自分の世界史通読のため、図書館本。 人間の本性は自分の力を誇示すること。2019/01/06
紅花
3
小5娘一人読み。2015/04/23
lily
2
子供の絵本を借りに行ったついでにレンタル。学研マンガというが、アッシリアの王としてアッシュールナシルパル2世とティグラトピレセル3世とアッシュールバニパル王が出てきて、高校世界史の範疇を軽く超えてることに驚き。①ローマがキリスト教以外の宗教を禁止したため、オリンピアの祭典は中止した。②ラウレイオン銀山の銀は、三段櫂船の建設費用となった。2017/12/10
Mercy
2
紀元前2000年頃のエーゲ文明の濫觴から、古代オリエントにおけるアッシリア帝国とペルシア帝国の勃興を経て、ペルシア戦争、そしてフィリッポス二世の暗殺とその子アレクサンドロスが即位するまでを描いている。しかし、三章と四章のアッシリア帝国とペルシア帝国の叙述は、帝王の交代が多く、膨大な情報量を処理しきれていない。もし学習漫画をより成長させるとしたら、参考文献の充実化を図り、映像資料をリストアップし、考古学・美術史の資料に注釈を加えるとよいだろう。せめて、服装や建築物の注釈を付け加えてほしかった。2016/04/11