グーグーだって猫である〈5〉

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784048544733
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

内容説明

ちょびひげが物置小屋で7匹の子猫を産んだ。そ~っと覗くと…瞼が腫れあがってる!今度の子育ては想像以上に大変―。

目次

多難のミケマル
おまけにグーグーは大蛇模様
ミケマルのおうち
タンタン
七匹の子猫
子猫のにおい
子猫のかくし場所
ミルク騒動
問題がいっぱい
オッドアイが一匹
幸福な子猫達
すみれちゃんのお嫁入り
おきてやぶり
ノラ猫捕獲作戦
いとしのグレ吉、いとしのちょびひげ
保護か抜歯か
ラテちゃん
歯抜け顔
ラテ死す
ラテ再来
親をさがして三千里
クリクリ
クリクリのゴロゴロ
四匹の子猫
マンマルちゃんお嫁入り
手動式便秘解消術
動物嫌いを愛護する協会
ソックス突然の死
ルチル
タンタンの出発

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

15
今さらながら、このシリーズがエッセイ漫画であるという事実に打ちのめされる。飼い猫や野良猫との交流の日々を綴っただけのこの漫画に、しかしここまで魅力を感じ、幸福感を覚え、癒され、ときにはせつなく、胸が締め付けられ、やがて深い感動に包まれるのはなぜだろう。それは、本当の愛情を知ったとき、本当に大切な存在を感じたとき、この平凡な日常が輝きに満ちた世界へと変貌することを、たかが猫との日々から、されど私達が確かに受け取っているからに違いない。2010/03/01

もちもちかめ

14
5巻だけ近所のブックオフにないので図書館で借りる。先生、野良猫たちに餌をやっていて大丈夫かしらと思っていたら案の定、市役所から人が来て、餌をやるのをやめろと命令されてしまう。どーするの、先生!とハラハラ。怒髪天の先生、野良たちの去勢手術は自腹でやっている、えさやりは止めないと啖呵を切る。市役所は、ならお宅の家猫は外に出さないという約束はしてください、手ぶらで帰れないから、と。手ぶらで帰れないニンゲンの事情もちゃんと慮ってしまう大島弓子先生が大好きです。2024/02/04

*asami*

12
グーグーの登場が少なくなってきているのが、グーグーファンとしては淋しい。次から次へと新キャラ(猫の)が増えているからしょうがないのかな(;_;) 飼い猫たちを外に出したり、野良やタヌキにまでゴハンをあげていれば避けられないであろうご近所問題。どちらも気持ちよく過ごすにはやはり配慮は必要だよね…。2015/03/08

まみ

11
猫の数も多いし入れ替わりが激しすぎてどの猫が誰から生まれてどうなったのかわからなくなってきた。大島さんが猫との生活に振り回されているようにしか見えないんだけど・・・それでも外で泣いている猫を見ると保護せずにはいられないんだなぁ。すべての出来事を駆け足で追っていくよりも印象的なエピソードをじっくりと描いて欲しいな、はじめの頃みたいに。2010/05/07

hata

8
表紙のグーグーが愛らしすぎていつまでもいつまでも見ていたい。皆の順番待ちのあとかな。たくさん出てくる猫を把握しきれなくて読みながら慌ててしまった。倫理観や道徳観はそれぞれ。大島さんが描きたかったのはどこまでなのか図りかねてしまって、野良猫に対する世間の実状についてよりも、あまりのまっすぐさが却って不安定に見える紙面の大島さんを見て私が不安になってしまった。次巻以降は優しいグーグーのお話をもっと読みたいな。大島さんの、優しくて細やかなのに、大胆で容赦のない感性が好きなんだ。あまり間をあけず次が出ますように2011/06/03

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