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内容説明
正夢カジノの支配者決定賭博に敗れた乱命は、SYGNUSSを拉致し次なる「計画」を発動した。それは、正夢カジノを日本列島から切り離し浮島「鬼ヶ島」にする、という驚愕の計画だった。力と暴力が全ての悪の理想郷「鬼ヶ島」で、乱命のそして銀夏、千花の錯綜する想いの行方は!?一方、帝都では、バルトロ=閻禍の陰謀が着々と進行していた!新エピソード「裏社会編」後編。まだまだ目が離せない!馬鹿馬鹿しくも温かい愛と絆と狂乱の物語。
著者等紹介
日日日[アキラ]
1986年生まれ。高校在学中に「狂乱家族日記」で第6回「えんため大賞」佳作受賞。同時に第8回角川学園小説大賞、優秀賞など4つの新人賞で受賞を果たし一躍注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
16
乱命の次なる一手として正夢カジノは『鬼ヶ島』となり日本列島から切り離される。暴力も認められ悪行こそ正義となった悪の理想郷で再び分断されてしまった乱崎家。そこで黄桜と桃草が領土争いをする中、銀夏は銀一として黄桜を率いて乱命を探し、千花は桃草に匿われ想いを募らす。そして乱命が再び現れ最大の鬼ごっこが始まる…。鬼ヶ島&裏社会後編。なるほど、前後編合わせて読むと乱命の主張も分からなくもない。不解宮の世界平和は君臨する聖人による一方的な社会変革でそれは思考を鈍らせ停滞やを招くもの。乱命が目指したものは生物の本質は→2014/01/30
†漆黒ノ堕天使むきめい†
4
乱命もやっぱり想っていたのですね。本当に色々と絡みついているお話ですねえ。これが作家なのでしょうね。日日日先生の作品は伏線が面白いので更に思います。2016/07/20
童-warashi-
4
悪党の理想郷「鬼ヶ島」内で家族を探し行動する乱崎家の話です。 黄桜乱命の描く世界平和について考えさせられました。2012/02/18
ルイルカ
4
いいねえ、おもしろいね。でも未だはっきりと閻禍の子孫ってのは何なのかって答えは出てないのね。表紙には千花と乱華は名前なしのままかな。2010/09/02
青豆
3
え~と、ギャフン!!乱命さん閻禍の子供じゃなかったwwwはずれましたねぇ・・・誰なんだろうか?というか出てくるのだろうか?次巻は地下帝国編みたいなんで、関係する話があるんでしょけど、というか閻禍は地下帝国でなにしてるんだろうか?気になります。もしかしてキューピー???(またはずれたらギャフン!(爆2015/07/04