角川叢書<br> 日本文明とは何か―パクス・ヤポニカの可能性

個数:

角川叢書
日本文明とは何か―パクス・ヤポニカの可能性

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 330p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784047021273
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0395

内容説明

人類の歴史は、常に民族と宗教による対立を孕んできた。さらに9・11以後、世界の現体制とこれに反逆するテロ国家という図式が生まれた。「文明の衝突」を回避するために、日本の果たし得る役割とは何か。その手がかりは平安時代と江戸時代にある。世界史上にもまれな長い平和期を築いたのは、国家と宗教がかみ合った固有の政治システムや、神仏共生にもとづく多元主義、独自の貴族趣味であった。日本のあるべき姿を真摯に問い続けてきた著者が、日本で培われた平和思想の可能性に迫り、新たな地平を切り拓く刺激的論考。

目次

「弱い歴史」と「強い歴史」
文明の「断層線」
「自爆テロ」と「文明の衝突」論の行方
文明の「横断線」―「捨身飼虎」図の背景
「飢餓の世紀」に向けて
究極の環境問題―「飢餓」と「肥満」
飢餓を回避する第三の選択
「餓鬼」と「食鬼」の思想
パクス・ヤポニカの可能性
文明対話の調停者〔ほか〕

著者等紹介

山折哲雄[ヤマオリテツオ]
昭和6年(1931)米国生まれ。東北大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。東北大学文学部助教授、国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター教授、白鳳女子短期大学学長などを経て、平成13年(2001)より、国際日本文化研究センター所長。専門は宗教学、思想史
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

34
日本を代表する宗教学者だけあり、古今東西の宗教や思想に関する知識が散りばめられた難解な書物でした‥‥。ただ、題名に偽りありで、パクスヤポニカに関する論考はほんの一部で、それ以外の雑多な論考の方が分量が多い。はじめに宣言しているように、情理兼ね備えた認知、文武両道の伝統、神仏共生の多元主義が日本文明の誇るべき思想という主張はとても興味深くて読み始めただけに、話が散漫になっているのは残念でした。2017/11/03

夢仙人

1
ストロースとサルトルの議論から始まりフクヤマの歴史の終わりまでハイレベルの議論がされている。ちょっと難しかったです。2015/02/01

こやじ

0
なんだか、消化不良の感じがしました。論点がぼやけてしまったような気がします。2013/12/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/74766
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。