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内容説明
誰にでもある子供時代、父親と遊びにいく晴れた日曜日―だが、双子の父親、尚は、光流脈術者専門の医師にして、日々の戦いを本職と考える不屈のギャンブラーだった。今日も母親の留守をいいことに、京介と豊花を連れてパチンコ勝負!ところが、目を離した隙に二人が誘拐されて…!?双子に輪をかけて破天荒な父を描く表題作ほか、京介と砂島礼子が初めて出会うエピソードなど7編。双子が術者目指して奮闘する研修生編第4弾。
著者等紹介
椎野美由貴[シイノミユキ]
1977年5月、埼玉県生まれ。埼玉大学中退。2002年、第6回角川学園小説大賞において、大賞を受賞。『バイトでウィザード 流れよ光、と魔女は言った』でデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
縁栞
1
★2 笑えて、切なくて、魅力的な内容となっていましたw 結局、シリーズ通して姉はほとんど空気みたいな存在だったな。2017/05/27
佳蘋(よし)
0
再読。
鑑真@本の虫
0
書き下ろし込みの短編集。個人的には、ラストの話が好き。書き下ろしのサンタの話は、あまり好きになれなかった。2012/07/21
永山祐介
0
本編のシリアスさ、暗さが気に入っているので、コメディ全開の短編はあんまり。ただ七話目だけは本当の意味で外伝のような話(研修生編は外伝っていうより番外編という感じがする)でよかった。2006/07/02
ヒース
0
発売日に買って今頃読む。この巻を最後にシリーズが止まっているので実質的な最終巻。とはいえ番外編なのでどちらかというとオマケ。初めて母の名前が出てきたが、姉の存在が一部消えていたりする。ハチャメチャがウリの研修生編は本編のシリアスさもないため、豊花にフォーカスが当たりやすく、京介がケガをせず眠いだけなので安心して読める。本当の最後となった京介と礼子の出会いの話で締めくくられたのはちょうど良かったのかもしれない。2021/12/17