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内容説明
夜のアーカムシティを駆ける機械仕掛けのウサギ娘。最強の「魔導書」アル・アジフの紛失ページである彼女がドクター・ウェストの手に落ちた時、デモンベインに最大の危機が訪れる!?時間を操るという新たな力を得た破壊ロボに対し、九郎とアルはいかにして立ち向かうか―「第一話 ド・マリニーの時計」ほか、「第二話 遺跡破壊者」「第三話 破壊の序曲」を収録した、鬼才・古橋秀之による究極のデモンベイン小説集。
著者等紹介
鋼屋ジン[ハガネヤジン]
12月生まれ。株式会社ニトロプラスでゲームの企画、脚本を担当している
古橋秀之[フルハシヒデユキ]
1971年生まれ、神奈川県出身。95年、『ブラックロッド』で第2回電撃ゲーム小説大賞「大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じお
9
★★★☆☆ 再読。表題作ド・マリニーの時計とドクターウエストの若かりし頃を描いたロボゲーノベライズ外伝3巻。面白かったです、九郎とアルを始めとしたいつもの面々のストーリーで和みつつ、メインは西博士、ドクターウエスト祭りのこの作品、ファンなら読みだがやはり少し寂しい気も2024/01/05
ヴィオラ
7
デモンベイン、ラストは短編集。ドクター・ウエストを中心に据えた短編3本入り。 なんといっても2本目「遺跡破壊者」が印象的。遺跡に赴いては(色々あって)そこをぶっ壊して回るウエストの話なんだけど…。深きものどもの拠点、ミイラが闊歩するネフレン=カの墓所ときて、最後になんと!ハイアイアイ群島!まさかあの貴重な生物たちが、こんなところで一掃されていたとはw こういう遊び心は大好きです。2018/02/14
柏葉
7
古橋秀之によるデモンベイン外伝小説3作目。本作の主人公はドクター・ウェスト!原作ゲームに即した九郎とアルがメインの短編に、若き日のドクター・ウェストを描いた中編、アーカムシティを舞台に九郎が大学入学する頃のドクター・ウェストを描いた短編と3本立て。特に表題になった、原作ゲームの魅力あを紹介するような短編が面白かった。また九郎とアルに会えるとは!3作で終わりなのがとても残念。是非続きも読みたい。2015/07/10
森川浴衣
3
ドクター・ウェスト本当によく死なないなぁ。2013/11/02
いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
3
**注)クトゥルー・ロボット・外伝**秘密結社ブラックロッジに追われる機械仕掛けのウサギ娘。彼女は魔導書アル・アジフ(ネクロノミコンの別称)のページの断片だった、という内容。本作ばかりは、正伝である『斬魔大聖デモンベイン-無垢なる刃』『斬魔大聖デモンベイン-魔を断つ剣』『斬魔大聖デモンベイン-明日への翼』の三冊を御一読されなければ分からない内容です。しかし、クトゥルーにご関心のある方でしたら、ネタ満載な本作をご満足頂けると思います。ホラーからラブコメまで出ているクトゥルー小説を読解したい方にお勧めします。2012/02/14