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内容説明
宇宙世紀0079。地球連邦に独立戦争を挑んだ“ジオン公国”は、新兵器を矢継ぎ早に戦場へと投入する。人類史上初となる宇宙艦隊戦の決戦兵器、巨砲ヨルムンガンド。地球侵攻作戦により、地上での実地試験を行うことになった戦闘車両ヒルドルブ。そして戦局打開の切り札として投入された新型MSヅダ。一見華々しくはあるが、その陰で兵士たちの血の涙が幾筋も流されていた。戦場で散っていった者たちへの鎮魂歌が、いま奏でられる。
著者等紹介
林譲治[ハヤシジョウジ]
1962年、北海道夕張郡長沼町生まれ。病院の検査技師の職に就きながら歴史、科学に関する造詣を深め、その後『大日本帝国欧州電撃作戦』(飛天出版)で作家としてデビュー。また、小松左京氏率いる「宇宙作家クラブ」にも所属
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
barcarola
5
試作兵器と、その試験の物語。技術的な点も詳細に書かれていてリアリティがあり、ドラマ性も素晴らしい。時代遅れとなってしまった戦車兵を描いた「遠吠えは落日に染まった」が好み。2024/01/14
ホームズ
3
バンダイミュージアムがあったころに見に行ったな~(笑)異色な感じで好きなシリーズでした(笑)小説のほうはそのまま小説にしただけって感じで特に目立ったところはない感じですね。挿絵も特に工夫は無いし。2009/08/04
dokuiriesa1
2
ジオンの新兵器の運用試験を実施する、第603技術試験隊の話。 ヨルムンガンド、ヒルドルブ、ヅダという本編では見ることのない兵器が出てくる。どれもデザインがかっこいいけれど何かしら問題がある。 ザクの偉大さを知れた。 新兵器を操る登場人物たちの生きざまがかっこよかった。2023/09/21
すいみん
1
アニメの補完が有り、理解が進みやすかった。 ヒルドルブって現地配備した後整備の部品とかあったんだろうか。特に足回りとか砲弾とか。 とりあえずジオンの野望で量産しておきますね2015/09/06
Humbaba
1
DVDで見ることを勧められていたが,とりあえず小説のほうが先に手に入ったので読書.予想とは違っていたがなかなか面白かった.2010/05/11