内容説明
あこがれの彼に超ブスの奥さん。仕事はぼんくらでも浮気はマメ。清楚な美人が実は…。誠実そう、優しそうで始まる恋が、意外な奥行きを見せてくる―。恋にトラブルはつきものと、覚悟はあってもまさかの事態。恐怖と陶酔で盛りあがる、明るい略奪愛の物語。大人気無印シリーズ愛情編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
123
高校生のトキに「無印」シリーズを何作か読んでました。今思うと高校生(しかも男子)が手にとるには、なかなかなシリーズだったような気もしますね。当時読んだのは『無印良女』ともうひとつ何かだった気がします。30年近い時を経て、たまたま本作を手にとり読みましたが、ブラックユーモア満点の作品でした。テーマはなかなかシリアスながら、決して暗さやネガティブな雰囲気をあまり表に出さず、スラスラとストレスなく読めていけます。本作を読み、改めて「男ってダメな生き物だなぁ」と感じずにはいられないなんともいえない一冊でした。2020/12/17
卵焼き
73
図書館本。群さんの作品は、2冊目。不倫はこうなんだとわかる一冊でした。2021/12/09
百太
32
不倫の話題がつきない昨今。笑える短編集です。2017/09/18
ちーちゃん
22
はぁー、なんだコレって感じ…途中でリタイヤしようと思いつつなんとか読了。最後まで印象変わらずガッカリ☆図書館の本棚で見かけて。解説の方はちびまる子やサザエさんを思わせる懐かしい軽快さ…とのことだったけど、私には不倫は元より恋愛も結婚も軽々しくバカにしてるように思えた❤︎群ようこさん、前にも合わないかもと思ったのだけど…ちょっと確かめたくなって。他にも無印シリーズであるけど、私はもういいかな。それが分かっただけでイイってことで(笑)2022/08/13
manamuse
22
えぇぇぇ!群さん?って思いながら読んでたけど、エッセイじゃなかった…笑。時代ですなぁ〜。今じゃどれもアウトだね。2022/05/12