内容説明
正彦くんと陽子さん。二人の結婚は、もう永遠に実現できないと思われるほどの苦難につぐ苦難、混乱につぐ混乱の連続だった。でもやっと式の日取りも3月24日と決まり一安心。だが結婚式直前になって、肝心の新婚旅行のことを忘れていたことに気づき、また一波乱。生まれつき人の良いのんびり屋のお二人のこと、これからどうなりますやら…。結婚することがいかに大変なことか、天下の大事業かをユーモラスに描く、体験的結婚騒動記。オリジナル文庫。
感想・レビュー
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神太郎
28
結婚式の返信って今だとすぐネットで調べられるから僕も初めてのお呼ばれした時でも正彦さんのようなヘマはしなかったけど、当時はそんなん知らんよーってなるよなぁ。今じゃハガキ使わなくてもLINEとかで、出欠取れる時代になったのでこういう作法や儀礼もだんだんとなくなっていくかもーとか思いながら…。結婚式当日から披露宴は時代は違えど同じですよね。普段飄々としてるあいつがガチガチだよ〜笑とかありましたなぁ。にしてもキャンドル湿らせるとかっていういたずらあるんですね…。流石に友人らのときはやってる人いなかったなぁ〜2022/08/11
刹那
16
昭和61年9月の本でした。けど、結婚式当日の様子とか分かります(笑)笑わしていただきました笑2014/11/15
おはなし会 芽ぶっく
11
蔵書 小学生に星へ行く船シリーズを紹介したら、懐かしくて読み返しました。結婚物語全3巻。書影が違いますが、そう言えばドラマになったなぁ、と懐かしく思いました。旦那の蔵書もあり2冊ずつあります(笑)2020/10/18
星落秋風五丈原
10
正彦くんと陽子さん。二人の結婚は、もう永遠に実現できないと思われるほどの苦難につぐ苦難、混乱につぐ混乱の連続だった。でもやっと式の日取りも3月24日と決まり一安心。だが結婚式直前になって、肝心の新婚旅行のことを忘れていたことに気づき、また一波乱。生まれつき人の良いのんびり屋のお二人のこと、これからどうなりますやら…。結婚することがいかに大変なことか、天下の大事業かをユーモラスに描く、体験的結婚騒動記。オリジナル文庫。1986/10/01
しゅわ
8
「銀婚物語」を読んだ勢いで、懐かしくなって押し入れの奥から引っ張り出してきました。何年ぶりだ?の再読です。正彦くんと陽子さんも、いよいよ結婚式。タイトル通り、怒涛の二日間に突入!あいかわらず独身男性の返信葉書とか豆腐の切り方とか、誓詞の読み間違えとか…ニヤニヤしちゃうポイント満載です。それにしても、係りの人がここまで驚くなんて、陽子さんどれだけ泣いたんだろう!?2012/12/07