角川文庫
一千万人誘拐計画

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  • サイズ 文庫判/ページ数 244p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041527023
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

LUNE MER

15
読んでいると昭和の空気の只中に放り出される感じがして、ある種のデトックス。収録されている短編はいずれも素直でシンプルな展開で実にcomfortableな作品群。2023/09/26

ちょこちん

3
★★☆☆☆2016/06/10

浅木原

3
初期西村のアイデアの冴えがよくわかる70年代の秀作短編5編。『華麗なる誘拐』の原型の表題作や、標高1000メートルの山の頂上に花柄パジャマの死体が!という謎が魅力的な「天国に近い死体」も楽しいけど、ベストはシニカルなオチが光る「受験地獄」と×××××××パターンとして秀逸な「第二の標的」かな。「白い殉教者」の短編にするには勿体ないような凝り凝りぶりもいい。「第二の標的」や「白い殉教者」のトリックは現代ミステリ的にも通用するアレだし、初期の西村京太郎のアイデアマンぶりに感服する捨て作なしの一冊。面白かった。2015/05/22

小林だいすけ

0
1〜2時間のサスペンスドラマに丁度いいくらいの短編集。 長編小説って、2時間の映画にまとめるのは元々厳しいよなあ、と思いました。小説の映画化ってがっかりされがちですけど、短編ものだと思って観たら結構納得できるのかもしれませんね。2017/08/22

ハロー

0
十津川警部補時代2014/06/10

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