角川文庫<br> 真夜中の詩人

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角川文庫
真夜中の詩人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 486p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041306246
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

浅木原

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THE・昭和ミステリ。主人公の調査の発端になる母親の轢き逃げをなんで警察が誘拐事件と関連付けて調べないのだろう、という疑問はさておくとしても、作中で衝撃の事実として扱われていることが現代の感覚ではなにひとつ驚くに値しないことで、昭和すぎる男女観とあわせて45年という時間の流れと価値観の変化に思いを馳せるばかり。『霧に溶ける』のときも思ったけどこういうのが「謎解きとロマンの一体化」と言われた時代とはいったい……うごご。まあ我々が今普通に読んでる作品も50年後には価値観的に「は?」と思われるんだろうな。2016/05/23

kanamori

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☆☆☆★2011/10/14

nbnra

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営利目的でない誘拐を扱った作品。自分の子供を奪われた母親の調査は読者の共感を容易にしている。過去の出来事から意外な人間関係と真相が明らかになるのは本格ならでは。2010/08/19

wm_09

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実験作なのかなあ。プロット自体は面白いのだが、そこへの迫り方が地道すぎてカタルシス不足。今の読者なら何となく気付けるだろうし。(稲)2010/04/06

ひらり庵

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二人の幼児が誘拐され、一人は誘拐犯に返され、返されなかった方の母親が全国を飛び回り、地道に捜査する。最初は非協力な夫が、急に協力的になるところが何かの伏線かと思ったが、単に急にやる気になっただけだった。それにしても、警察が無能すぎる。明かされた真実も、なぜ誰もそれに気づかないんだ、と思った。特に警察。2019/12/06

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