内容説明
子どもや保護者の意識が大きく変化し、その質がかつてないほど厳しく問われ始めた“学校教育の要”教師―本書では苦悶する教師たちの実情を軸に、教育産業の今、変わりゆく入試事情、国家と教育のあり方を取り上げる。朝日新聞で連載された大型企画「転機の教育シリーズ」文庫化最終巻。
目次
第1部 教師力(評価される先生たち;先生をやめたい ほか)
第2部 教育産業(公教育との接近;一兆円産業)
第3部 変わる入試(高校、中学で;大学で)
第4部 国家と教育(日本型イデオロギー;規制緩和の波紋 ほか)