内容説明
いかに生きいかに死ぬか50人の論者が語るそれぞれの死生観。
目次
死後は静かに消えるのがいい(曾野綾子)
死は少しも怖いものではない(仲代達矢)
両親も家も町も炎に消えた(海老名香葉子)
いつでも生に未練たらたら(森毅)
死は人にとって最後の愉しみ(嵐山光三郎)
死を予感した母はじっと僕を(安西水丸)
父への出さない手紙(飯星恵子)
術後、死の恐怖が突然襲った(中川米造)
死んだら二度と死なない(堀田力)
死の前に女性機能の死が来る(工藤美代子)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mizuhonomio
1
何度も何度も繰り返し読みたくなる個所が、そこかしこにあふれている。「死」を思う人の思いは様々だ。2013/10/29
ちゃちゃまる
1
週刊朝日編『死をめぐる50章』 死に関する50人の リレーエッセイでした。 中村雄二郎,阿部謹也,養老孟司… 不勉強のためよく知らない 人も多々いましたが 死 にまつわる思い出や ストーリーは人によって かなり異なることを実感。 でも世代的に、戦争がどこか 影響してる方が多かったです。 “寄り添う”なんておこがましいけど 誰かの死の近くに立つ機会が 人より多い看護者になる身として そこにある死へのストーリーを 聴きとることや感じとることは 簡単ではないですが 重要かもしれない、と 思いました2012/11/18
おの
0
〇2010/11/20