真田太平記 〈7〉 秀頼誕生

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真田太平記 〈7〉 秀頼誕生

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022552877
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0393

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レアル

71
草の者お江の脱出成功。そして家来たちの不満、不安をよそに朝鮮出兵を続ける秀吉。そして大政所のご逝去、秀頼誕生と秀吉の悲嬉交交の中、明国、朝鮮の媾和に納得ができず、第二次朝鮮出兵となる。この秀吉の時代の「朝鮮出兵」について、史実をあまり知らない私にとって、小説とはいえとてもいい勉強になる。そして秀吉も幾分歳を重ねたためか、それとも秀頼の時代の豊臣家の安泰を願う思いが強いのか、傍では理解し難い行動が増えてきた。そして真田家は??次巻へ。。2016/04/08

ケイ

56
お江はなんとか脱出に成功するも、体はなかなか恢復しない。そのお江をあちこち移動させるのは今後何かの働きをするのだろう。伸幸には息子もでき、幸村には娘が二人。佐右衛門の子は忍びの素質を持つために親から離れて訓練を受ける。そして秀吉の乱心はひどくなり、無意味な朝鮮出兵で武将たちを苦しめる。出兵や講和の先頭に立たされる小西行長の苦境、そして加藤清正の勇猛さが目立つ。さらに日本国内で戦国の世が続いていたらどれほど清正の活躍が見れただろうか。真田家の一番の感心は、真田の血を絶やさぬこと。2014/05/03

雪風のねこ@(=´ω`=)

55
こんにちネットが普及し情報がすぐ手に入る時代であるが、昔は書状、口伝などとかく手間が掛かった。しかし。顔と顔を付き合わせ談合しその表情、その仕草、声色を読み取る。その経験の積み重ねがあるからこそ、物事の真意を見抜けたり、第六感ともいえる感覚を発揮できるのかと思う。加藤清正に対する幸村の行動。甲賀に引き返した又五郎。その根拠は、かように感じるな。2016/01/02

よしみん

9
朝鮮出兵で、豊臣側の大名の疲弊と不和がなければ…と思わざるを得ない。秀吉に叱責された加藤清正が、幸村の仲立ちで許されるシーンが印象的だった。秀頼誕生により自刃に追い込まれた関白秀次の悲劇も描かれている。長い戦いは人の心を変えるものなのだなぁ。2015/10/08

タカシ

5
お江と庄左衛門の脱出が凄かったですね。秀吉最悪の時期である朝鮮出兵で真田はどうなるか。次巻も期待。2016/05/03

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