真田太平記 〈6〉 肥前名護屋

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真田太平記 〈6〉 肥前名護屋

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022552860
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0393

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レアル

59
前巻で敵方の攻撃で瀕死状態だった忍びの女お江の療養生活、また敵陣からの脱出計画をヒヤヒヤしながら読んだ。そして助けてもらった田子庄左衛門から過去に父親との間に起こった真実を聞く。その一方で秀吉が朝鮮出兵を開始した。草の者からみる秀吉の時代が何とも興味深い。池波氏の真田太平記はこの草の者たちの活躍、暗躍が物語を大きく動かす。今後も草の者たちの動向が気になる。2016/04/04

ケイ

52
六巻は甲賀の忍者から逃げたお江が匿われ、逃げ出すまでの話が中心である。もう一つは鈴木主水の息子の右近が伸幸の元から逃げ出して江戸へ行き、そこで柳生家の息子と知り合い、剣術を教えてもらうことになる話が平行して進む。秀吉は健康が日に日にすぐれなくなってくるものの、いよいよ朝鮮出兵となる。幸村の大谷氏の娘との婚約、兄の伸幸の妻の妊娠などはあまり話が進まない。お江達が無事に逃げられるか、右近がどうなるのか、また兄の伸幸と父昌幸との関係もどうなるかが気になる。2014/05/01

よしみん

8
この巻も真田家の動きより忍びの動きが気になる。因縁ある甲賀の郷で、父の昔の仲間に助けられ一命を取り留めたお江。敵陣の中から脱出できるのか。互いの裏を読むやり取りに手に汗握る。そして、まだ7歳にして忍びの才を発揮する佐助の今後が楽しみ。しかし、中でも一番興奮したのは、出奔した鈴木右近が剣豪柳生一族に会うくだり。つい先日、柳生の郷から柳生街道を歩いたところだったので、突然の柳生登場は嬉しい驚きだった。2015/09/30

タカシ

6
本作はなんといってもお江の復活ですね。庄左衛門の看病と愛情の賜物です。果たして甲賀から逃げきれるのか、次巻も期待。2016/05/01

カンナ

4
お江は庄左衛門に救われる。草の者の動きから天下を見るのが面白い。朝鮮出兵への不満、戸惑い、秀吉の栄華に陰りが見え始める。幸村は大谷吉継の娘と婚儀がととのう。柳生五郎右衛門のともをする事のなった鈴木右近の今後も楽しみ。2016/02/25

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