• ポイントキャンペーン

「靖国」と小泉首相―渡辺恒雄・読売新聞主筆vs.若宮啓文・朝日新聞論説主幹

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 111p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022501820
  • NDC分類 175.1
  • Cコード C0031

内容説明

靖国神社首相参拝に異議あり。大反響の対談の完全版。詳細注記、資料付き。

目次

首相参拝に異議あり!―対談・渡辺恒雄・若宮啓文
靖国問題の基礎知識
小泉首相・靖国発言録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Noribo

7
渡辺恒雄読売新聞主筆、若宮啓文朝日新聞論説主幹による2006年の対談の書籍化。朝日と読売は多くのテーマで主張が異なる。しかし渡辺の靖国問題や歴史認識の主張が朝日のそれと変わらない為、若宮と本音で語る対談が設定された。この対談で渡辺は不戦を強く願い、遊就館で戦争を賛美するなど現在の靖国神社を批判し、A級戦犯分祀か国立追悼施設の必要性を主張する。また歴史認識の右傾化を警戒する。また「日米関係が良好ならあとは自動的によくなる」との小泉首相の発言を「短見。愚劣な意見」と切り捨てる。強く同意します。2023/09/10

そーすけ

1
264*読売新聞の渡辺氏と、朝日新聞の若宮氏による月刊誌『論座』に掲載された対談を収録。両極端の新聞という印象だが、この問題については驚くほど共感しあっている。巻末の「靖国問題の基礎知識」は完結にまとめられており、「小泉首相・靖国発言録」も掲載されている。縦書きの本文に、横書きの注が割り込んでいるので、読みにくい。2016/10/15

脳疣沼

1
薄くて対談形式なので読みやすい。しかも対談者の一人は、あのナベツネである。2人とも首相の参拝に反対している。しかし問題なのが朝日の若宮氏の方で、彼はソ連の日本国に対する不法行為も、アメリカの原爆投下も、ともに日本が戦争を引き延ばしたから起きたことだと主張する。私は、そういった過度の自虐史観も問題だと思う。日本国の侵略戦争を深く反省することと、全ての事柄を日本の責任とすることとはわけが違うのだ。靖国については、説得力があるが、それ以上を語ると、イデオロギーが全面にで過ぎる。それでは、国民の支持も得られまい。2014/01/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1284095
  • ご注意事項