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彰義隊

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  • サイズ B6判/ページ数 395p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022500731
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

彰義隊の精神的支柱であった上野寛永寺山主の輪王寺宮能久親王は、はからずも”朝敵”の盟主となるが・・・。維新の裏面史に挑む壮大な長編歴史小説。

内容説明

彰義隊の精神的支柱であった上野寛永寺山主の輪王寺宮能久親王。はからずも“朝敵”の盟主となった輪王寺宮の苛烈な生涯を中心に、維新の真実に迫る壮大な長篇歴史小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masashi_1234567

26
彰義隊の誰かを主人公にしているのではなく、寛永寺山主の輪王寺宮を主人公にした内容。徳川慶喜の恭順の意を朝廷に伝えようとし、朝敵にされてしまう。彰義隊も褒められたものではないが、かなり官軍の横暴さが描かれている。有栖川宮VS輪王寺宮という感じ。ずっと官軍から逃げている話です。感想としては、輪王寺宮はすごく不運な方だと思いました。 2022/03/02

Book Lover Mr.Garakuta

9
明治初期の話2019/11/02

ホレイシア

6
本ではなく新聞の連載で読んだが、この方は発表の場がどこだろう淡々と実力を発揮できる方。読んでおもしろいのは司馬さんだが、史実に近いのは多分こっち。

たつや

4
「生麦事件」を読んだ直後なので、薩摩、長州藩の兵力が幕府を上回る起因がイギリスからの兵器の輸入によると知り、皮肉なもんだな~と思う。彰義隊自体知らなかったので、面白く読めました。マイ・ブーム吉村昭が来てるのか?まだまだ未読の本があるのでしよう次はどれにしよう?あー楽しい。2023/12/11

4
彰義隊というよりも、奥羽列藩同盟のトップとされた輪王寺の宮の話。宮を主役にすることにより、幕末から日清戦争までを見事にまとめてあると思う。どちらかと言うと戊辰戦争と敗者目線で書いた作品は新撰組や会津等が多いと思うので、天皇家側の作品は少ないのではないだろうか。宮の最後と鈴木の最後と覚王院の最後は読んでいて泣いてしまった。輪王寺宮の存在は知っていたが、あまりその人の人生は知らなかったのでもっと他の本も読んでみたいなと思った。2012/04/12

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