岩波現代文庫
続 歌舞伎への招待

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  • サイズ 文庫判/ページ数 266p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006020811
  • NDC分類 774
  • Cコード C0174

出版社内容情報

好著『歌舞伎への招待』の続編.芸談を集録して,「梅王丸」から「切られ与三」まで歌舞伎発展の歴史に併行した八つの章から構成される.長い年月の「衆智」の堆積が今日の歌舞伎を形成したことがよく理解できる.

内容説明

『歌舞伎への招待』の好評に応えて執筆された本書は、「梅王丸」から「切られ与三郎」まで、歌舞伎の代表的登場人物八人を取り上げる。途中「幕間」を挟む構成は、読者を居ながらにして劇場へと誘う。名優たちの芸談の数々が織りなす歌舞伎の「花」と「風情」。今よみがえる、華麗なる歌舞伎の「花伝書」。

目次

開幕前
梅王丸
紙屋治兵衛
早野勘平
前のまくあい
白拍子花子
八重垣姫
土手のお六
後のまくあい
武蔵坊弁慶〔ほか〕

著者等紹介

戸板康二[トイタヤスジ]
1915‐93年。演劇評論家、小説家。慶応義塾大学国文科卒業。折口信夫に師事。劇評のみならず演劇史、民俗学、推理小説、俳句、戯曲と多岐にわたり健筆を揮った
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Miho Haruke

2
読んだのは昭和26年暮しの手帖社版。花森安治の装丁が恰好よい。この年になっても歌舞伎の見かたを全然知らないから、老後の予習。2013/09/10

クリイロエビチャ

0
「せりふはいったんおぼえて 心持だけのこして忘れてもやれるものだ」(五代目歌右衛門)など 役者の芸談を広く紹介しながら 歌舞伎役者と歌舞伎を解説。今の俳優に当てはめながら読むと面白い。 2010/04/18

いちはじめ

0
元版は1951年。多彩な顔を持つ戸板康二のそもそもこれが本業である歌舞伎評だけにさすが。2004/02/23

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