出版社内容情報
虚弱体質で成績も悪く,「勝元」ならぬ「負元」といわれて劣等感にさいなまれた少年は,低学歴のハンディに悩みつつも文章の道を志す.生きることの意味と実感が薄い現代に,「東京大空襲」などで知られる著者が,自らの10代の体験とさまざまな人びととの出会いを通して,生きかたを学ぶ意味を若い人たちに問いかける渾身の1冊.
内容説明
「勝元」ならぬ「負元」と呼ばれて劣等感にさいなまれた少年は、貧困と戦後の混乱の中で、低学歴のハンディに悩みつつも文章の道を志す。生きることの意味と実感が薄い現代に、「東京大空襲」などで知られる著者が、自らの十代の体験とさまざまな人びととの出会いを通して、生きかたと学ぶ意味を若い人たちに問いかける。
目次
問題提起(人はなんのために学ぶのか?;生きるとはどういうことか?;地球社会の明日になにができるか?)
私の体験(焼け跡・闇市からの旅立ち;自由を求めて荒野を目指す;朝鮮戦争で自分史にとりくむ;町工場を転々、悩みつつ迷いつつ)