岩波ジュニア新書<br> 爆心地ヒロシマに入る―カメラマンは何を見たか

岩波ジュニア新書
爆心地ヒロシマに入る―カメラマンは何を見たか

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  • サイズ 新書判/ページ数 194p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784005002085
  • NDC分類 K210
  • Cコード C0221

出版社内容情報

いったいどうしたんだ――これがたった一発の爆弾によるものなのか! 原爆投下から二カ月後の広島と長崎を,爆弾の威力に圧倒されながら,必死にフィルムに記録しつづけた.米兵に銃剣をつきつけられ,校庭に残った子供たちの遺骨に体をふるわせて撮った多くの写真は,いまなお強い衝撃を与える.

内容説明

いったいどうしたんだ―これがたった一発の爆弾によるものなのか。原爆投下から2カ月後の広島と長崎を、爆弾の威力に圧倒されながら、必死にフィルムに記録しつづけた。米兵に銃剣をつきつけられ、校庭に残った子供たちの遺骨に体をふるわせて撮った多くの写真は、いまなお強い衝撃を与える。

目次

1 パノラマ写真
2 広島を撮る
3 裏側から見た戦争
4 長崎を撮る
5 原爆カメラマンたち
6 写真が生んだ感動

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2023/01/08

はるさむ

0
”案内してくれた職員は、考え込んでいた私に、感慨をこめて言います。 「こんどの戦争で、ここで生まれた航空魚雷の第一発が真珠湾の米艦隊を刺したのです。日本人がとどめを刺されたのは、この上に落とされた二発目の原子爆弾でした。」 この言葉を聞いたとき私は、無益な戦争が罪もない多くの人を殺し、家族を引き裂き、未知の放射能障害に苦しむ多くの人たちを残した国の無策をうらみました。”2016/12/18

Riopapa

0
学校の図書館にあった本。大震災を経験した後で原爆の被害を見ると、人間がこんな愚かなことをするなんてと悲しくなる。2011/11/15

ボナパルト

0
8月の「戦争を学ぶ月間」に選んだ本の一つ。著者は原爆投下後間もない昭和20年10月に広島と長崎を訪れ、荒廃した廃墟をカメラに収め、原爆の恐ろしさを後世に伝えてくれる。10数年前、中学の修学旅行で長崎を訪れた。ちゃんぽん、中華街、路面電車、賑やかな坂を上って行った後の○○園とかが記憶に残っている。印象が薄かった、謎のポーズをしている平和記念像が立っていた場所は、長崎刑務所の跡地だったらしい。そういう場所にいたんだな。たった半世紀ほど前、その場所は灼熱の地獄と化し、人々が阿鼻叫喚の声をあげていたらしい。2019/08/28

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