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岩波新書
人名用漢字の戦後史

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  • サイズ 新書判/ページ数 225p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004309574
  • NDC分類 324.87
  • Cコード C0281

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

39
なるほど、人々の漢字への受け止め方の変遷という意味で立派な戦後史、とても興味深かった。最近のキラキラネームといい、親御さんの裁量に任されている部分が大きくなってきているだけに、この問題は今後も考えていかないといけないだろう。2015/07/30

本命@ふまにたす

3
戦後日本における、人名用漢字の歴史をたどる。社会の変化なども踏まえつつ、政治的な背景にも触れながら、人名用漢字がどのように増えていったか解説している。2022/10/20

takao

3
宏と弘は全く別の漢字で交換不可能としているが、漢字が苦手なせいか、単なる音の表記にしか思っていない。2022/10/13

編集兼発行人

2
人の氏名に使う漢字を巡る官民産学の攻防。言葉の民主化を推進する目的で漢字の制限を唱える国語審議会。教育の充実が齎した語彙の増加により制限の撤廃を求め司法へ訴える市民。一般と人名との基準を使い分ける逃げ道を用意した文部省。印刷する能率のために制限を歓迎する新聞業界。市民の苦情により名の制限に難色を示した当初から経過し戸籍管理のコンピュータ化を推進するにあたり氏の制限を主張した実務者と法務省。パソコンの普及により字義とは無関係に漢字の使用頻度が増加する現在において身近な漢字を考察するための背景が詳らかな良書。2013/05/21

Bret

1
勉強になった。2013/01/01

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