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岩波新書
世界経済入門 (第3版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 238,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004308942
  • NDC分類 332
  • Cコード C0233

出版社内容情報

世界経済の構造をわかりやすくときほぐし,新しい世界秩序を展望する市民のための入門書.グローバル化の進行,地域経済圏の進展,アメリカの覇権主義化など90年代以降の動きを読み解き,日本の進むべき道を構想する.

内容説明

世界経済の構造をわかりやすくときほぐし、新しい世界秩序を展望する、市民のための入門書として親しまれてきた『世界経済入門』を全面改訂。グローバル化の進行による激変、EUやNAFTAなど地域経済圏の進展、アメリカを中心とする軍事化の拡大、市民社会の台頭など九〇年代以降の動きを読み解き、日本の進むべき道を構想する。

目次

1 二一世紀初頭の世界経済(グローバル化と地域化;貿易の流れと自由貿易協定(FTA)
多国籍企業と海外投資 ほか)
2 地球経済の諸要因(世界人口はどうなる?;食料問題のゆくえ;エネルギーと資源 ほか)
3 世界経済の将来と日本(南北問題と地域秩序;グローバル化、軍事化と市民社会;新しい豊かさを求めて―日本の選択)

著者等紹介

西川潤[ニシカワジュン]
1936年台湾台北市に生まれる。1959年早稲田大学政治経済学部卒業。1966年パリ大学大学高等学術研究院卒業。現在、早稲田大学政治経済学部・大学院アジア太平洋研究科教授。これまで、国連研修所(ニューヨーク)、ラサール大学(マニラ)、パリ第一大学、フランス社会科学高等研究院、北京大学、チュラロンコーン大学(タイ)、パリ国立政治学院などの各客員教授を歴任。専攻は国際経済学。著書に『人間のための経済学―開発と貧困を考える』(岩波書店、2000年第5回国際開発研究・大来賞受賞)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

102
食糧問題などにかなりの一家言を持つ世界経済が専門の筆者によるわかりやすい入門書です。2004年に出されたものであって20世紀末から21世紀初頭にかけての世界経済の動向が分析されています。EUとかWTOという言葉が出てくるようになっています。最近2014年に新・世界経済入門が出ているのでフォローしてみようかと思います。2015/11/16

佐島楓

9
世界経済にとどまらず、貧困問題や食料自給率、人口増加などへも言及してある。環境問題(特に資源枯渇の問題及びエネルギー問題)の箇所が良かった。さらっと現状を把握したい人に向いていると思う。データが古めなのが残念。2011/10/30

まるさ

1
政治・経済の教科書的な本。国際関係についてよくまとめられており、この本一冊で基本的な知識は押さえられる。2004年刊行なので10年以上前の本ではあるが、内容は今現在(2016年)でも十分通用する。2016/04/12

abe

1
結構難しいかった、というか殆ど内容を忘れました。グローバル化する経済とその弊害、政府の失敗と市場の失敗をどう解決するのか。市民社会、意識のグローバル化が大切らしい。2013/09/08

tatamailove

1
多方面から、世界経済について解説してあり、一冊の中にかなりたくさん必要な知識が書かれてある、と思いました。もう一度読んで、頭に入れたいと思いました。必読の一冊。2012/12/11

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