岩波新書<br> アメリカの心の歌

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岩波新書
アメリカの心の歌

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  • サイズ 新書判/ページ数 217,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004304548
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0273

出版社内容情報

現代アメリカの精神をもっともよくうつしてきた歌は何か.うたうべき自分のうたをみつけた,新しいカントリー・ミュージックの担い手たちを中心に,現代アメリカの心の風景を鮮やかに語る.

内容説明

現代アメリカの精神をもっともよくうつしてきた歌は何か。それは国、故郷、生きる場所、そして生き方をうたった歌である。ヴェトナム戦争など大きな変動を経験した社会で、うたうべき自分のうたをみつけた人びとの姿と、新しいカントリーの世界を紹介しつつ、同時代の心の風景が、何と豊かに切実にうたわれているかをえがく。

目次

1 真夜中の歌(手紙でも書こう―ラルフ・エリソンの死;アラバマ・ソング―ブレヒトとヴァイルの歌;ザ・ダッチマン―ピーター・ラファージとマイケル・スミス ほか)
2 新しいカントリー(ミー・アンド・ボビー・マッギー―クリス・クリストファソン;アイ・ラヴ―トム・T.ホール;ママ・トライド―マール・ハガード ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋 眉雄

15
詩人というのは凄いな!もしも、ここに書かれている人物や事柄が全て実在しないものであり、架空のものだったとしても、間違いなくここからは素晴らしい歌が聞こえてきます。『歌はひとがそのなかにじぶんを見つける「ホーム」なのだ。どんなときも親しさがそこにあるのが歌だ。いまでも歌はそうだ。』名著!2017/04/10

kaizen@名古屋de朝活読書会

2
雑誌「放送文化」の連載を本にしたもの。 アメリカの心の歌といえば、やっぱり、カントリーなんですね。 ジャズや、インディアンの歌もあるとは思いますが。 中南米では、現地文化を反映した歌もあるのに、北米では、現地文化を反映した歌が少ないのかもしれません。岩波新書百一覧掲載http://bit.ly/10CJ7MZ2010/10/07

日日是ハーレー

1
タイトルからすると古き良きアメリカの歌という感じがするが、1970年から80年代の筆者が実体験した時代のアメリカの歌をめぐる内容である。 ビートルズ以降のロックの時代にアメリカの土地に根付いた歌と歌うたいの物語。 ユーチューブで検索してみたくなります。2016/11/13

林克也

1
最初、あの長田さんのなかに、”アメリカの歌”=カントリーがあることが意外だったが、読み進めていくうちに長田さんの心、想いがひしひしと迫ってきた。長田さんより20歳年下の自分は、これらの文章が書かれた時期(1970年代初頭から1996年)、イギリス系のロック、ピアノのジャズ、そしてバロック曲を中心に聴いていて(あッ、今もだ!)、ここに取り上げられた歌うたいたちの殆どは聴いていないが、この本、すなわち長田さんによって強く惹かれるものを感じた。これからじっくりと聴いてみたい。2013/11/26

悸村成一

0
聞いていない歌、曲、歌手が多いwww。図書館本。 1162016/10/28

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