岩波新書
英語の感覚〈下〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004302797
  • NDC分類 830
  • Cコード C0282

出版社内容情報

英米人と日本人とでは,物の見方や感覚そのものに根本的な違いがあるのではないか.著者はその視角から英語表現上の約束事を洗い直し,これまでやみくもに暗記・反復練習すべきものとされてきた文法事項や慣用表現の中に,実は納得しうる理屈や根拠が貫かれていることを明らかにする.英語らしい発想を身につけたい人にとって必読の書.

内容説明

英米人と日本人の自己意識、時間感覚などの違いに着目して英文法を大胆に見直す本。上巻の名詞、冠詞、時制、話法などに続き、下巻では動詞、形容詞、副詞、前置詞や能動態・受動態、動名詞・不定詞などにかかわるさまざまなルールをとりあげ、やさしい例文をまじえながら「なぜ、そうなるのか」を一つひとつ具体的にときほぐしていく。

目次

第4部 ものごとを動的にとらえる
第5部 言葉を組み合わせる
第6部 表現の姿勢

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hundredpink

11
上巻に引き続き難解、頭では理解してないが感覚的にはわかったようなわかってないような。2015/02/02

里馬

10
面白い!高校で習った程度の英語力で理解出来る程度なのに!!!高校で「知識」として、「学力」として身につけた際どうしても文法・語句の丸暗記だったので非効率というか順序逆さまだったなあ。先に英語の感覚を見につけるべきだったよ。2010/02/02

v&b

2
「感覚」なので帰納的要素も多分にあり。サッと読みというか飛ばし読んだ。専門的。要再読。巻末のユーモア、アイロニー、クリシェの話は英語抜きにしても面白い。力不足を痛感。コンディション整えよう。2013/01/18

クラウド

1
上巻の続きということで読了。 とはいえ一度だけでは中々内容の理解までこぎつけられるかどうか…… 頭を使い、英語をイメージしながら読めばそこまで突っかからないだろう。 ただ、もっと広い視点からこの本を眺めると、日本語と英語の違いというものを「感覚」的な視点から伝えようとした筆者の努力や想いが実に感じ取れる。 私個人としては最後の第六部がお気に入りだ。このような視点を持って言語に向き合うと実に世界がたのしくみえてくるだろう。 英語を教える人間は一度ならず二度以上は読むべし……そうでもなくても一度は読んでみよ!2021/10/08

Naota_t

1
★3.0 上巻に引き続き難しい。中でもちょっとわかりやすかったのは、p61の不定詞、to不定詞、動名詞の違いを関係図であわらしたもの。また、p.190の”I'm in for it.”と、”She's in for it.”の意味の違いは初めて知った。学校で英語を教えてる先生たちは、本書内容を理解しているんだろうか?ここまでの素地があって誰かに教えるのであれば、その教え方も格段に理解しやすいだろう。毎日、数ページずつでも完璧に理解して読みついていけば、感覚として英語を身につけられる気もしないでもない。2020/03/06

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