出版社内容情報
女性,高齢者,障害者,在住外国人……すべてにやさしいスウェーデン社会はまた,つねに反福祉論者からの厳しい批判にさらされてきた.貧しい一農業国家が世界第一の福祉・工業国家に発展できた秘密は何か.高負担にどこまで耐えられるか.生活大国スウェーデンが経済大国ニッポンに突き付ける問題は重く,かつ興味が尽きない.
内容説明
女性、高齢者、障害者、在住外国人…。すべてにやさしいスウェーデン社会は、また、つねに反福祉論者からの厳しい批判にさらされてきた。貧しい一農業国家が世界第一の福祉・工業国家に発展できた秘密は何か。高負担にどこまで耐えられるか。生活大国スウェーデンが経済大国ニッポンに突き付ける問題は重く、かつ興味が尽きない。
目次
序章 いま、なぜスウェーデンか
第1章 貧しい農業国から豊かな先進福祉国家へ―19世紀末~1960年代
第2章 福祉社会の理念と構造
第3章 スウェーデン政治のメカニズム
第4章 苦悩する生活大国―1970年代以後
終章 どこへ行く「未来社会・スウェーデン」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます
26
25年にわたりスウェーデンと日本を往復した著者が、福祉大国スウェーデンの歩みを紹介した一冊。高福祉制度を維持することが国の成長にもつながるとの理念が行き渡り、企業も国民もそのための重い負担を、時には抵抗しつつも受け入れている姿はわかったのだが、その高負担を国民が受け入れるにいたった決定的な“変化”が読み取れず、そこに関心があった自分が求めていたものとは違った感じがする。1991年刊行の書ゆえに、その後の時代の変化のなかで同国がどんな道を歩んだのかも気になるところであり、そこも含めて別の機会に深めてみたい。2014/03/13
中島直人
10
ミレニアムを読んで興味を掻き立てられ、手に取った本。25年も前の本ですが、ちょうどスウェーデンという国の分岐点にあたる時期までにあたり、分かりやすく読むことが出来る。他の国からは参考にされるのに、自らは誰から学ぶことが出来ないフロンティア国家というフレーズが物凄く印象残った。2016/12/18
ヒダン
8
スウェーデンと言われてイメージするものは、北欧、高福祉、重税、イブラヒモビッチくらいだったが、この本を読んでコンセンサス・ポリティクスや労働組合全国組織LOなど日本とは全然違う社会的文化を知ることができた。スウェーデンは資本主義の仕組みで経済を拡大し、社会主義の仕組みで平等に分配する。LOと社民党の結びつきにより社民党は票を獲得して労働者は権利を保護される。しかし社民党は単独過半数をなかなか取れないので、他の政党の主張をいく分か受け入れる妥協によって合意を形成し政治的成果をきちんと出すのだ。1991年初版2014/11/21
花野
5
1991年刊行なのでデータは少し古いけれど、スウェーデンはもちろん、北欧の近代歴史と経済、政治について詳細に書かれてました。高福祉、平和の代償など現在のスウェーデンに至るまでの歩みの部分が興味深かったです。2015/01/10
sasha
2
福祉大国スウェーデンの政策ってよりも歴史的背景だな。どんな政策を取り、どんな経過を辿って福祉大国になったかの具体的な話がしりたかったんだけど。出版年代も少々古いし、スウェーデン入門書ってところかな。2013/12/12
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